管理技術の手法 (4) | ISO9001を極めよう!~審査員の本音

管理技術の手法 (4)

次はFMEAについて書く。前述のSPCやFMEAを

説明した書籍は多く出版されているのでハウツーは

それらを参照してもらうこととして、ここでは

マネジメントとの関連を説明する

(ハウツーの出版物はあまりマネジメントとの

関連を説明していないで、テクニックについて

書かれているものが多い)


FMEAの利点は予防処置にあるというのは

多くの方がそう考えている

しかし、FMEAは案外 活用度が少ない

なぜかと言うと発生原因が掌握できていないからである。


FMEAを使えば魔法の杖のごとく不良が減るというのは

幻想で、多くはFMEAという文書づくりの作業に陥っている


原因が不明であるからFMEAでは対策のたてようがない、そんな

ことだから 現場で一生懸命不良対策をやっている。FMEAでは

要アクションとして推奨されていないにもかかわらずである。


原因を洗い出すにはカコトラやブレーンストーミング、特性要因図

などをインプット情報として使わなければ有効な情報が得られない。

即ち、手間隙をかけなければ、FMEAに限らずであるが、

有効な管理手法となりえないということである


技能だけでは突破できない不良改善の壁を

破るためにこのFMEAという武器を使えばよい

技能アプローチですむ問題ならFMEAは要らないのである

このことを経営者や管理者、技術者は認識しなければならない