マネジメントの堕落 | ISO9001を極めよう!~審査員の本音

マネジメントの堕落

マネジメントを遂行していく上で大事なことは

マネジメントの基盤づくりである。

基盤とは、組織の文化や規律、規範である。

見近にいえば職場の雰囲気である。

それはコミュニケーションや態度(時間を守ることなど)

姿勢(雰囲気を壊さないこと、身勝手なことをしないことなど)

であり、なによりもフェアであることである。

フェアとは、上司と部下という上下関係で物事をみるのでは

なく、役割としてみることであり、情報をオープンにして

共有化し、役割の立場から自由に意見が言えることで

ある。

また、業績評価は、是々非々で、これもフェアな評価を

する。個人的、政治的、権力的な評価を避ける。

このようなことはマネジメントの基盤であるので、最低

必要条件といえる。これらがないと、全員参加の経営

や事実に基づいた意思決定(品質マネジメントシステム

の8原則に書かれている)のようなことが実現できない。


繰り返して書くが、まず基盤整備をしっかりやること。

そうでないとモチベーションが大事といっても

それは空論である。


これらができていないマネジメントを「マネジメントの

堕落」と称す。


結構、この堕落が人間関係を悪くし、優秀な人間を

組織に引き止められない といったことの引き金になる。

しかし、組織はあまりにも「基盤づくり」に無頓着すぎやしないだろうか。


基盤のないところに顧客満足や継続的改善は無理である。