マネジメントの堕落
マネジメントを遂行していく上で大事なことは
マネジメントの基盤づくりである。
基盤とは、組織の文化や規律、規範である。
見近にいえば職場の雰囲気である。
それはコミュニケーションや態度(時間を守ることなど)
姿勢(雰囲気を壊さないこと、身勝手なことをしないことなど)
であり、なによりもフェアであることである。
フェアとは、上司と部下という上下関係で物事をみるのでは
なく、役割としてみることであり、情報をオープンにして
共有化し、役割の立場から自由に意見が言えることで
ある。
また、業績評価は、是々非々で、これもフェアな評価を
する。個人的、政治的、権力的な評価を避ける。
このようなことはマネジメントの基盤であるので、最低
必要条件といえる。これらがないと、全員参加の経営
や事実に基づいた意思決定(品質マネジメントシステム
の8原則に書かれている)のようなことが実現できない。
繰り返して書くが、まず基盤整備をしっかりやること。
そうでないとモチベーションが大事といっても
それは空論である。
これらができていないマネジメントを「マネジメントの
堕落」と称す。
結構、この堕落が人間関係を悪くし、優秀な人間を
組織に引き止められない といったことの引き金になる。
しかし、組織はあまりにも「基盤づくり」に無頓着すぎやしないだろうか。
基盤のないところに顧客満足や継続的改善は無理である。