職人としての審査員
審査員 これは職人と考えている。
技を鍛え、顧客を思い、存在意義を自分自身に
問い続ける。
そんな想いで審査員という仕事をやっている。
今年の審査は終わった。また来年から
同じように審査が始まる。
審査員を続けていくモチベーションは何なのか。
それは職人としての自覚とあくなき向上心である。
好きでない仕事は続かない。
適性のない仕事は苦しくてやはり続かない。
でも、好きでも、適性があっても、モチベーションの
維持と自己鍛錬がないと長くは続かない。
今流にいえば、セルフマネジメントがないと
いい仕事をし続けることはできないという
ことだが、そこには職人の仕事に対する
執念のようなものがある。
セルフマネジメントをいかにやるかは
技術以前の問題に、仕事に対する
執念があるかないかが分かれ道の
ように思う。
審査員とは結構、過酷な仕事なのである。
体力的にも。
そんなに長く、歳をとっても続けられる仕事ではない。
そしてパフォーマンスを問われる厳しい仕事である。
でも、自己の手入れをキチンとやって
その気さえあれば続けられる仕事である。
こんな職人気質を自分自身に感じながら
今年一年、続けられたという感慨が
あった。