軍隊組織とプロセスアプローチの違い
プロセスアプローチを説明するときに分かりやすい
言葉は軍隊組織である。
軍隊組織は指揮命令系統にもとづく組織であり、
プロセスは機能を遂行するための活動の集合である。
つまり、それらは目的が違うのであるが、全くひとつの
組織の実態を違う視点で見ているだけの違いである。
組織の管理は日常管理としてなされているので、とやかく
言う必要はない。しかし、プロセスの管理となるとそうはいかない。
何故なら、プロセスは意識しないと自覚できない。ともすれば
組織と混同してしまう。もちろん、同じ活動を組織からみるか
プロセスから見るかの違いであるので繰り返すが実態は同じである。
しかし、その先にあるものが違う。
組織のパフォーマンスの評価は人事評価に反映されるだろう。
しかし、プロセスの評価は顧客の評価なのである。
組織は個人またはチーム単位の評価である。
プロセスは部門を越えた組織の連携の評価である。
組織は組織図にあらわされる単位である。大きくても部が最大ではないか。
しかし、プロセスはその大きさが自由に決められる。
適切な大きさを決めることが必要である。
いくつもの部から構成されることもある。
ISOはプロセスの機能を最大化して顧客満足を目指している。
このような見方がプロセスアプローチである。
いかにプロセスを機能させるか。これがマネジメントの課題である。
そしてそれができる決定者は、部門をまたげるマターなので
社長しかいないのである。