設計審査のノウハウ(3) | ISO9001を極めよう!~審査員の本音

設計審査のノウハウ(3)

試作品ができるとそれを検証する。

このとき、製品だけでなく試作品を作成したプロセスも

検証しておくとよい。組み立てにどれだけ時間がかかったか。

作業性はよいか。ポカヨケはできているか。

これらはデザインレビューで確認する。


次は量産前の最終確認である。量産の準備ができた

工程で製品を生産する。

この段階では、図面、仕様書、作業手順書、工程フロー

が最終承認される。

顧客には量産申請し、承認を得る。

承認が得られたら量産を開始して納期どおり出荷する。


設計の妥当性確認はこの顧客承認がされた段階で完了する。

いわゆる設計から製造に移管するのである。

これらの一連の活動は関係部門が集まったチーム活動

で進める。

設計単独で行うと、いざ生産に入ってから色々な問題を起こす

ことがある。源流管理の考え方から、製造の意見を取り入れることが

結果として量産立ち上がりをスムーズにする。


新製品開発はプロジェクトとして行われることが多い。

その場合は次のことを忘れずにプロジェクト管理する。


・予算管理

・経営者への報告

これは開発がある程度進んだ段階で報告しては意味がない。

何故なら、プロジェクトがウマクいっていなくても

それまで投資したことを捨てることができなくなるからである。

早い段階で経営者の判断を受けることである。

このような点も設計審査のチェックポイントである。