プロの審査ノウハウの公開ーーー(1)
さて、これから審査のノウハウを公開していく。そのためには以前に書いた
プロセスアプローチの考え方をよく覚えておいてもらいたい。
ところで、組織は審査員をどう見ているのだろうか。ほとんどの人は審査員は自分の
業務を分かっていない人であると思っているだろう。確かにそのとおりである。
その仕事で何年も何十年のやってきている人に対して製品知識や業務知識は
遠く及ばない。では、審査は意味がないのだろうか。そのようなことはない。
審査員はマネジメントシステムの専門家なのでその側面から製品と業務を
評価する。従って、製品知識や業務知識は一定の知識があると評価されれば
その審査員は認定団体からも審査をしてもよいと認められている。
以上のように一定の要件を満たした審査員が審査をする。しかし、問題は
その審査レベルであり、どれほど有効な審査ができるかである。
やはり厳然として審査員の力量のバラツキはある。また、性格の相性もある。
コミュニケーション能力も違う。
審査員はどんなことを考えて審査するのか、まず、有効な審査をするための
テクニカルな面のノウハウをこれから公開していく。
追記:有効な審査にするためには次の要素が必要である。
1)テクニカルな面での審査技術⇒プロセスアプローチを基礎とするものである
2)コミュニケーション能力
3)マネジメントの洞察力⇒組織の成熟度、体質、風土を洞察する能力