Briana Marie
ブリアナ・マリー
transgender women

 

今回は、米国南カリフォルニアの南西部に在住の・・・・ 
アメリカ人のトランスジェンダー女性のブリアナ・マリーさんを
ご紹介します。彼女は、現在25歳 これまでに約4年間ホルモン補充療法

を受けています。

 

 

 

皆さんこんにちは、私の名前はブリアナです。
私は25歳のMTFトランスウーマンです。私は、女性として生きる事を

決意して、約5年の歳月が流れました。とてもおきれいで元が男性だった

とは教えてもらわない限り気づかないですよね。

 

 

男性から女性にトランスジェンダーとして生まれ変わった・・・・
ブリアナさんは、ようやく手に入れたみずからが望む性別。ただ、・・・・
そこに至るまでに立ちはだかったのは性別適合手術という大きなハードル

でしたと力強く語りました。

 


 

こちらが男性時代のブリアナさん
 

ブリアナさんは、男性として生まれ、自認する性別が女性である。
彼女は、物心ついたときから自身の性に違和感があったと語っており、
幼い頃から女性の服に憧れがあり、無断で母親や姉の服を着ることが・・・
楽しみの1つでした。

 

 

そして、彼が中学生の時には、お誕生日のプレゼントとして・・・・・
「赤いワンピースドレスを買ってほしい」と両親にねだったこともありました。

一方、当時男の子の間で、はやっていた「野球」や「バスケットボール」には

全く興味が持てませんでした。

 

 

成長するにつれ次第に自分が、世間の男の子と違っていることに気づいて

いました。さらには自分の性の違和感にも気づき始めた。ただ・・・・

戸惑っていました。この頃の私は、人生の中で一番暗く落ち込みました。

 

 

大学生時代のブリアナさんは、一人暮らしの際にネット販売で・・・・・
ウィッグや女性の服を購入し、メイクしてだんだん女装にのめり込んだ。

自宅にいる間はその服を着て過ごし、夜になると女装をして、夜の街を

徘徊する様になりました。

 

 

大きな転機となったのは、20歳の時でした。早く女性になりたい願望に

目覚めて苦痛とストレスにさいまされて、うつ病などの精神疾患を発症し、

大学を半年間休学したのです。

 

 

ブリアナさんは、精神科での診療などを通じて自身を見つめ直す中で、・・・

自分自身がトランスジェンダーであると気付き始めました。
「これからは女性として生きたい」と考えはじめました。

 

 

大学に復帰する際にトランスジェンダーであることを両親や友人に・・・
カミングアウトしました。それ以来、ブリアナさんお化粧をして・・・
女性の服を着て大学に通い始めました。


 

友人にカミングアウトした時に、当初は不安もありましたが、
大親友の一人が『あなたはあなたであることは変わらないので、・・・
これからも友達でいよう』と言われ、気持ちが楽になった。

 

 

親友や同僚たちが私を自然に受け入れ、以前と変わらず接してくれた

ことが大きな支えになりました。ブリアナさんは、もう自分自身に・・・

「もう嘘をつくのはやめよう」と決心して、・・・・・
男性から女性になる決意をしました。2018年にはホルモン療法を開始

されました。

 


 

ホルモン治療により顔や体が全体的に丸みを帯び、胸やお尻が膨らんだり、

外科的手術に長い年月がかかりましたが、・・・・

 

 

私の最初のトランスジェンダー関連の手術から回復している間、・・・・・
父はずっと傍にいてくれて、いました。 一日に何回も父が私の包帯を・・・

巻き直し、私の頭のてっぺんにキスをしたことを私は決して忘れません。

 

 
 

トランスジェンダーになって、私はそれに合わせて服も女性ものを・・・
着たりするようになって、これからは女として堂々と生きていけるという

気がして、とてもうれしいです。

 

 

私がトランスジェンダーであることを認めた母親が、女性名の「ブリアナ」・・

として、新しい名前を付けてくれたのです。こんな私を一生懸命に支えて

くれる両親がいることは、私にとってラッキーです。

 

 

トランス女性として生きると決めてから、社会的に決められた・・・・
『女性のあるべき姿』に溶け込まなくてはいけない、という・・・・
プレッシャーがものすごく強くありました。

 

顔の女性化顔面手術を受けたブリアナさん

 

女性として『綺麗でいなくてはいけない』『女性らしくしなくてはいけない』
という抑圧に縛られてブリアナさんは美しくなりたい思いから・・・・
思い切って女性化顔面手術をうけました。

 

 

顔の女性化手術(FFS)を受けるブリアナさん。

 


 

顔の女性化手術(FFS)は私の顔にもっと多くのことをし・・・、
私の不快感を(ほぼ)完全に消し去りました。男性時代のブリアナさん
の顔と見比べてみると、もはや別人のようだ。

 

 

彼女は整形は恥ずべきことではない。整形に批判的な声もあるが、・・・・
もしあなたが何かに悩み苦しんでいるなら、自分が生きやすいように・・・
成すべきことをなさい。

 


 

トランス女性として生きると決めてから、社会的に決められた・・・・
『女性のあるべき姿』に溶け込まなくてはいけない、という・・・・
プレッシャーがものすごく強くありました。

 

 

私は、女の子としファッションは興味があります。女の子とし普段は
どんな服を着ようかと、常に妄想していました。私は、女の子に移行して
初めてフェミニンファション服を試し始め、自分のスタイルを見つけよう
としました。最初は本当に恥ずかしがり屋で・・・・・・・

 

 

私は今、25歳。私がトランスジェンダー女性として、自分の姿を・・・

晒すことで、後からくる若い人たちに『これでも生きていけるんだな』

って思ってもらえたら嬉しい。

 

 

その一方で、ブリアナさんの中では、戸籍上も女性として認められたい

という思いが次第に強まっていきました。
いくら可愛い女性の服装をしても、運転免許証や身分証明書を見ると、

『男』と記載されています。男性として扱われている現実に強い・・・

抵抗感がありました。

 

 

私は女性なのに、なぜ『男』と書いてあるんだろうと。それで、・・・・
公的にもはっきり女性として扱ってほしいという気持ちで戸籍の性別変更を

望むようになりました。