Dina Bonnevie  ( she/her)
ディナ・ボネビー
transgender woman

 

今回ご紹介するトランス女性のディナ・ボネビーさんは、・・・・
米国テネシー州ナッシュビルに在住で、50代半ばで性適合手術(SRS)後、
女性として暮らしている。彼女は、ソーシャルメディアで自身の女性化の
移行プロセスを発信し多くのネットユーザーからの励ましを受けとりました。

 

 

 

私の名前は、Dina (ディナ)です。私は(HRT)ホルモン補充療法を・・・
受けながら女性として人生を歩み始めた50代のトランス女性です‎。
私は、トランス女性として、私の周りには理解ある良い人がたくさんいて、・・・
幸せだと感じています。私は女性としての健康的なワークライフのバランス

を楽しみながら、これからは第二の人生を謳歌したいと思っています。

 

 

私は50年間、男性として生きてきて、自分の女性らしさを抑圧して生きて

きました。私は幼い頃から自らの性の違和感を自分で認識しはじめました。

子どもの頃から自分の中に「女性の心」があることに、気付いていたが、

それを表に出すことができず苦しんできた。

 


 

30代頃のディナ・ボネビーさん。

 

私は、物心ついた頃から、男性の自分自身を疑問視したり、・・・・
女の子の可愛い服やスカートを履いてみたい思いを心の奥底に封じて
いたように思います。40代後半になってその思いが強く感じ、女性になって

別の性になりたいという強い願望を抱き、悩み苦しんできました。

 

 

ディナさんは、40代後になって、趣味の女装(異性装者)では飽き足らず、・・・
本当の女性になりたくて、彼は周りからも,そう見てほしいと思っていた。

 

 

私を含めて人間には、男性性と女性性という概念がある。
身体的な性別とは別に、心理的・精神的な部分における「男性らしさ」や

「女性らしさ」のことで一般的には男性は男性性が強く女性は女性性が強いが、

どちらも1人の人間の中に存在しており男女問わず誰しもが持っている性質で

あり人によりその割合や配分は違う。

 

 

 

私は女性性の強い男性でした。特徴としては、感性が前面に出るので、・・・
通常(?)の男性より繊細で物腰が柔らかかったり、優しい雰囲気があります。

 


 

小さな頃から自分の性別に違和感を感じていたディナさんが、・・・
ホルモン剤を投与し始めた。すると彼が今まで思い描いていたあるべき・・・
本当の自分の姿に少しずつ近づいていった。

 

 

私は これまでの人生で50年以上にわたり自分が正真正銘の自己は・・・・・
女性であることを夢見ていました。私はそれを "恥ずべき" 行為だと・・・
思ってた。だがそれは、間違っていたようだ。・・・

ディナさんは、日々のホルモン剤投与を受けて、約2年後・・・・・・
「これが本来の自分」と思っていた姿を手に入れた。

 


私は、女性化手術を数回も受け、人に嫌悪され蔑まれても、・・・・・
女性としての自分自身の新たな外見を手に入れた今、私は、ようやく幸せを
掴むことができた。
ホルモン注射を打ち始めたばかりのころの私は、ショック症状や眠気、・・・
ストレスなどに苦しんだ。数か月が経ち、薬に適応するようになると、
自分の身体がより女性らしくなっていくのを感じ始めた。

 

 

 

私の女性的な外見を見た両親はショックというよりも悲しそうでしたが、
息子として両親の気持ちはわかります。でも真実を明かさなければ、・・・
自分に噓をつき続けることになってしまいます。
最終的には両親からも理解が得られた。

 

 

ホルモン投与のおかげで、私の身体は、益々魅力を持っ女性の身体に・・・・
変貌していた。私は二度と男性的なオーガズムを持つことはできないと思ったが、
私は間違っていた。時には身体は、女性の性的快楽を感じるシステムは神秘的で

あり特に・・・・このような大きな変化を維持するのに、時間を必要とします。

 

 

みんなが私を見て、異なる目で扱い始めたときそれは不思議な気持ちでした。
多く人々は、私の様なトランス女性をみて、何を話しているのかを知っています
私は、女らしさの表現としてこれからは、気持ちと着心地がマッチする
ようなおしゃれを大切にしたいと思います。

 

 

 

私は、トランス女性として、女性的な端正な顔立ちに憧れがあり・・・・
目じりや顔の頬骨、下顎など3ヶ所の顔面整形手術をうけました。

 

 

FFS(女性化顔面整形手術)は、私にとって外見を劇的に変えることができた。
私は、自分自身を鏡でみて、それは刺激的でした施術前後で顔の印象が・・・
ガラっと変化する。整形すると顔が不自然に見えるといった意見もあるが、
そういった声に対しては「結局は自分が納得さえしていればそれでいい」と
考えている。

 

 

ディナさんの願いは、トランスジェンダーをオープンにした自分の存在が
他の人たちにとって救いになって、「私の様なトランスジェンダーの人が
いることをもっと多くの人に知ってもらいたかったからです」と語っている。