女装研究家『TaiGa』
(ex.伊織殿)
beautiful transvestite
中国のソーシャルメディアとして親しまれている・・・・・・・
ウェイボー(Weibo)で日本の女装研究家『TaiGa』さんの特集記事が掲載
されていましたのご紹介させて頂きます。
皆さんは、女装研究家『TaiGa』さんをご存知でしょうか?
彼女?彼は2020年1月26日ソロアーティスト『TaiGa』として音楽活動を開始。
以前は「伊織殿」として音楽だけでなく舞台やモデルなど幅広く活動を広げて
いましたが・・・・・・・
2019年1月に喉の異変を感じ検査したところ、2019年3月に癌であると宣告
される。その後手術は成功したが喉の手術により、歌声を失う事になる。
長いリハビリの末2020年1月26日に完全復帰し芸名を伊織殿から本名である
【TaiGa】に変え再出発しました。
以前、桜塚やっくんと美女♂menというバンドを組んでいたため、女装バンド
として長年活動していた【TaiGa】さんは今後、音楽では「TaiGa」・・・・
女装では「伊織殿」として活動を継続していくそうです。
皆様初めまして。女装男子?男の娘?の『TaiGa』です❣️
ヨロシクお願いします。
現在、SNSなどで自身の女装写真をアップしている、女装研究家・伊織殿さん
2013年に事故で他界したお笑い芸人・桜塚やっくん(享年37)と共に、
“美女♂men”という女装バンドを組んでいたという。
やっくんが亡くなった後も音楽活動は続けていたが、今度は自身が「癌」に
侵されて声を失ってしまう。目の前で亡くしたやっくんとマネージャーを思い、
「泣きながらでも立ち上がって、ふたりの分も夢を追いかけ続けないといけない」
と立ち直るまでの思い、そして「これしかない」と決意した女装への考えを
明かした。
がんで失った声、「今の自分に残されたものは何だ?」
彼は以前から女装に興味を持ち、職業としてモデルや役者として取り組む
ようになった。
もともとは私は、地元の兵庫県でサラリーマンをしていたんですけど・・・・・、
どうしても叶えたい夢がありまして。会社を辞め、思いきって上京したところ、
とあるテレビ番組でお笑いタレントの桜塚やっくんが「女装バンドを結成する」
と発表しているのを見かけたんです。そこで、メンバーのオーディションをする…
とのことで、ぜひ参加したい!と思ったんですけど、応募条件が「女装をする
こと」だったんです。
前々からそうした嗜好があったのではなく、オーディションに参加するために
女装を始めました。それまで、まさか自分が女装をするとは思ってもいなかった
ので、嫌々やっていた…というのが正直な感想です。
女装に関してはあくまでも仕事だとわりきっていました。そのうえで音楽を
生業にしていたのですが、2019年、自分の身体が癌に侵されていることが
わかって。音楽活動を続けることが不可能になってしまったんです。
癌は私から声を奪っていって…。歌は歌えなくなり、日常的な会話も
最低限のやり取りしかできなくなってしまいました。そうなると当然、
仕事も辞めざるを得ず、絶望のどん底にいたのですが、そんな中で
「今の自分に残されたものは何だ?」と自問自答したところ、・・・・・・・
そこにあったのが“女装”だったんです。もう自分にはこれしかないと
思った瞬間、それまで周りの目を気にして抑えていたものが一気に弾けて。
そこからようやく、女装に対して真剣に女装に向き合うようになりました。
女装活動に取り組むうえでのポリシーやこだわりは?
「SNS上の伊織殿は女性である」というところですね。私自身が・・・・・
理想とする女性像を自分自身で体現したくて。“圧倒的な美”を目標に、
日々メイクや研究に励んでいます。
女装を始めたばかりの頃は悲惨でした。「気持ち悪い」、「青髭が…」、
「オ○マにしか見えない…」、「顔がそもそも男」など、数えきれない
くらい悪い評価をいただいていましたね。
家族や地元の友人からも「もうやめてほしい」「周りの人には言えない」
などさんざん言われましたが、本気で女装に取り組むようになってからは、
少しずつ評価が変わっていきました。
近年の私の女装容姿について「キモイ」と言われることが少なくなりました。
最近では「どうやったら可愛くなれるの?」など、質問される機会も増えて
きました。
応援してくれるファンの方たちからいただいた「あなたの後ろには私たちがいる」
というメッセージですね。人生でいちばんつらくて悲しかったときに、・・
この言葉をいただいて、本当に救われた気持ちになりました。
今こうして質問に答えているあいだにも、当時の感情がこみ上げてきて。
改めて、ファンの皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたいです。
私自身は、普段は地味な男性の格好をしています。
ちなみに、お仕事の際やプライベートで出かけられるときなどは・・・・・
女の子に変身して外出すると一気にテンションが上がります!。
私は、女装研究家としてまず「意識」の面では、気持ちだけでも常に女性で
あることを心がけていました。そうすることで、徐々にですが所作や表情が
女性のものに変化していったように思います。
そして「外見」に関しては、ひげ脱毛、メイクの技術向上、お肌のケアに
徹底して取り組みました。それと、周りから言われたことに対しては、・・・・
すべて真摯に受け止めて、改善するよう努めたことも、今の容姿に大きく
影響していると思います。
現在の容姿についてですが、私は、シス女性に負けない自信があります。
以前の酷かった自分を知っているからこそ、今の容姿はとても美しいと
言いきれます。とはいえ、本来の目標である“圧倒的な美”には到達できて
いないし、改善すべき点はまだまだたくさんありますので、・・・・・
これからも自分磨きに邁進してまいります。
もはや芸術の領域、どんどん進化する伊織殿さんの女装術