ヨロブン アニョハセヨ
前回の
退院して一旦ホッとするも、一人では何も満足に出来ない
食事の用意、家の掃除は勿論、着替え、特に👖系は一切無理！靴下ひとつ自分で履くことさえ出来ず、お風呂も一人じゃ入れないと言う…なのでその期間は旦那だけが頼りの生活がしばらく続きました。
そんな日々が続きながらも、日に日に一人で出来る事が増えて来て、動ける様になりまた通院再開。
実は入院1週間前に受けた会社の健康診断の胃カメラ検査で「胃ガン」かも知れない所見があるってことで、たまたま入院してたのと同じ病院で後日精密検査を受ける事になっており、退院後予約していた日に受診。
その日は内科へかかる次いでに婦人科へも外来予約しており、まずは内科へ。
内科では尿検査、血液検査、エコー検査、内科の診察➕胃カメラの予約をしました。
婦人科では子宮のMRIの予約を。
大きな病院内、一つ一つの検査の度に移動がまぁまぁ大変なため、車椅子で移動し何とか終了
また後日、胃カメラ、子宮のMRI、あと退院する時にヘルニアをもう一度詳しく調べる為、整形外科が有名な別の病院に紹介されてたので、またそちらの病院で診察を受け、MRIの予約を取り…
目まぐるしいほどの検査の予定と診察の予定。
とにかく数日に一度は大きな病院2軒の梯子状態。
車の運転も出来ないし、バス停まで歩くことさえ出来なかったので(その時の身体ではバスに乗ることさえ無理)旦那にいちいち連れてってもらわないといけず、旦那にもかなりの負担がかかってしまい…それでも旦那は文句一つ言わず看病してくれて…
私はとにかく負担を背負わせてしまって申し訳ない気持ちと、自分一人じゃ何も出来ない不甲斐なさではち切れそうな気持ちでいっぱいでした。
まず内科の結果。
胃は4月からの腰痛で毎日ロキソニンを飲み続けてたせいで胃潰瘍が出来、自然と完治した跡ということで胃ガンではなくホッ
が、エコー検査では新たに、膵臓内の血管が普通の倍の大きさだと判明
今度はそれをより詳しく調べる為、造影剤CTを撮ることに。
また検査です
結果的に膵臓の血管はどこか他の血管が詰まって大きくなってるわけではなく、他に異常は見られないため恐らく先天性じゃないかと。
肝血管腫と同じく年に1度の健康診断で経過観察するようにと、とりあえず大事には至らずでした
別院でのヘルニアのMRI検査結果は、まだ手術をするほどではないと…全く動けず入院するほど痛いと言うのに、出来ないと診断されてはどうしようもなく、薬物とリハビリ、自宅でのマメなストレッチやウォーキングなどで改善していくしかないという、長年うまく付き合って行くしかない一番どうしようもないやつでした
子宮の方はやはり「子宮腺筋症」の様で、治療する方向へ。
治療とは薬物療法で、3つの選択肢を提案されました。
1つ目は「低用量ピル」
2つ目は「ディナゲスト」
3つ目は「ミレーナ」
さぁどれにするべきか
先生からは軽く説明を受けたものの、次の受診までしばらく日にちがあったので、自分でもググりまくり、それぞれを比較し検討することに。
それぞれメリットデメリットがあって、まず１つ目の選択肢「低用量ピル」
エストロゲンと黄体ホルモンの合剤で、稀ですが血栓症のリスクが。
月経困難症、生理痛、過多月経、月経前症候群、月経不順などの緩和に効果があり、服用して数日間は吐き気やむかつき、頭痛、むくみ、また身体が慣れるまでは一時的な不正出血という副作用があるものの、慣れてくると症状は落ち着くとか。
あとは1日1回飲み忘れないよう気を付けないといけない。
費用は病院によっても違いますが、ひと月3,000円弱ほど。
で、2つ目の「ディナゲスト」
効果は低用量ピルと同じく月経困難症などの症状緩和に効果があるお薬。
こちらは黄体ホルモンのみの単剤。
無理やり閉経状態にするお薬なので 更年期障害の様な副作用があるかも知れないし、頻繁に不正出血があるかも知れないとの事。
他にも言い出したらキリがないほどの副作用があるらしい。
費用はピルと同じく、ひと月3,000円弱ほど。
最後の「ミレーナ」
これは5年間にわたって黄体ホルモンを出し続ける子宮の中に挿入する器具で、費用は2万円ほど。
治療目的ではない場合は7～8万円ほどかかるとか？
なぜならこれ避妊具なんです。
ただわたしみたいな病気の治療にも使われるらしく、治療目的だと保険適用内となり3割負担で装着可能みたいです。
これは子宮内に装着したら5年間は入れっぱなしでOKなので、毎月ディナゲストに2～3千円ほど払うより経済的。
子宮へピンポイントで働きかけてくれるので、副作用は3つの中では一番少ないというメリットが。
が、しかし！わたしの様に子宮腺筋症で子宮肥大の人はごくたまに抜け落ちる可能性もあるとの事。
4月から頻繁に病院通いやら、整骨院やら、整体やらと、出費がかさみ懐が寒いなか、2万円…長い目で見れば安いし、副作用があまり無いって言うのも魅力ですが、2万円も払って抜け落ちてしまったら⁉️と思うとなかなか決断が難しく。
そんなこんなでどれにするべきなのか、悩みまくり、姉に相談。
ちなみにわたし17歳の時に判明した「下垂体腺腫」という脳腫瘍があり、たまたま全く同じ「下垂体腺腫」がある姉に相談したところ、下垂体腺腫という病気は良性の腫瘍なんですが、色々な症状が出る病気で、女性の場合不妊症、生理が不順になったり止まる等の症状が多く、姉も不順になり、まだ脳腫瘍が見つかってなかった当時ピルを服用していたそうな。
で「えっ？じゃあわたしもピルは飲めないんじゃない？」と。
そうなんです。色々とありすぎてそんな大事なことを先生に伝え忘れてたんです
それから次の診察の時に「下垂体腺腫」があることを伝え、どの薬物療法にするかは振り出しに戻り…何やってんだか
で、また次の診察の日。
結果的にやはり「下垂体腺腫」がある人はエストロゲンを含む薬は服用出来ないと告げられ、低用量ピルは候補から外れました。
あとは「ディナゲスト」か「ミレーナ」の2択。
どっちもあまり気が進まず、ピルが駄目だと解る前、とりあえずピル飲んでみようかなと考えてたので、無いわ～と思ってた2択からの選択しかなくなり。
どう考えても「ディナゲスト」は嫌だし、「ミレーナ」は一時的とはいえ高額料金を払って抜け落ちたら嫌だなぁと、ますます悩み、ハゲそうなほど悩んだ結果、一か八かで「ミレーナ」に決定
そして先日遂に「ミレーナ」装着の日が。
超ビビりな私、装着前先生に「装着はどれくらい痛いですか⁉️」と聞いたら、ミレーナ装着前の検査で必要だった「子宮体ガン検診」もしてたのですが(それもまぁまぁ痛い検査でした)、「それよりちょっと痛いくらいかな。でも個人差があるので何とも…」と。
そりゃそうですよね～。
もう腹くくるしかない！いざ装着開始
開始から数分。
どうやらミレーナが入りにくく、なかなか装着出来ないため、痛みMAX
我慢出来ず、先生もこのままでは装着不可能と判断され、中断。
結局1泊2日の入院で、全身麻酔をかけて手術することに
また入院することになろうとは想定外
そう言えば3月に昔から胸上にあったイボの様に膨らんだホクロの手術をするも失敗され、術後の痛みに悶え、何ヵ月も赤みがひかず、だらだら数ヶ月間赤みをひかせる為の薬漬け。
そんな中、突然腰に激痛が走り、数ヶ月経ってやっとこさ「ヘルニア」とわかり。
以来仕事は出勤と欠勤を繰り返す日々。
健康診断や癌検診では引っかかりまくり、入院したらまた新たな病気が次々と判明。
しまいには長期休職する羽目に。
8月半ばからの傷病手当の申請するために会社に書類を出してるとこで、受給はまだ先になりそうです。
受給してもらえても、休職中でも社保にはかかってるため会社から毎月3万円弱の社保代の請求が
それ以外にも生命保険料や、毎月の固定費を払うと完全にマイナス赤字
ヘルニアの方は病院でのリハビリと自宅でのリハビリで随分良くなって来たので、いち早く仕事復帰を出来ないか上司に相談したものの、今までが今までなので、「今回こそはしっかり身体を治して万全になってからしか復帰させられない」と。
復帰はまだまだ先になりそうで、早く仕事はしたいし、金銭的にもキツい私、かなり落ち込んでおりました。
が、落ち込んでいても仕方ない。
まずはいち早く復帰して良いよと許可をもらうため、必死でリハビリを頑張ろう、ロスしたお金は
また取り戻せば良いさ
と完全に開き直り
先日のQoo10でも数点のお買い物しちゃいました
我慢せろ(笑)
我慢せろ(笑)自分でもビックリするほど立ち直りが早い女みたいです
12月初旬の入院でミレーナ装着したら、もういよいよいつまでも続きそうだと思ってた病院通いはやっとやっとやーっと！終わりそうです
本当に長かった
まだ終わってないけど
まさかこんな事になるなんて、数ヶ月前の私は全く予想だにしてなかった状況になり、人生明日はどうなるかなんて分からないんだな…と本当に心の底から感じてます。
それから検診や健康診断の大事さも。
私は会社員なので毎年会社の健康診断がありますが、子宮がんや乳ガン検診などはオプションなので、同じ会社の同僚でも受ける人は私の他に一人も居ません。
検査は痛いし、お金も時間もかかるから、どうしても症状がないと後回しにしてしまうのは本当に良く解ります。
それでも、こんな私のブログを見た方が、一人でも改めてご自身の身体と向き合って頂けたら良いなと思い、これが良いのか悪いのかの判断は出来ませんが思い切り包み隠さずブログに書きました。
今年中に終わらせて、スッキリさっぱり新年を迎えたい
それだけが今の望みです
長～くなりましたが、そんなこんなで転落人生の話は終わります
これからは楽し〰️話題ばかりのブログが書ける様な日々になります様に
それでは～