皆様へ

前記事から、かなりの時間が空いてしまい、

ご心配おかけして、申し訳ございません
m(._.)m



虹の橋を渡ったヒナに、

どんな事が起こってしまったのか、

お話ししたいと思います。



ヒナの死因は獣医さんの診断では、FIP(腹膜炎)だろうと言われました。

(FIPは致死率99%、100%と、言われています。)

ヒナの場合、その診断の前日まで
子猫達を押しのけ我先にと、ご飯を食べてて
私は本当にFIPだなんて、信じられませんでした。

そして、獣医さんから
「ヒナちゃんは、ウィルス検査(エイズ 白血病)はしていますか?」


私「はい。生後3、4ヶ月の時、保護して3ヶ月後に検査をして、【陰性】でした。」

獣「そうですか。
すみません、今から再検査をしてもいいですか?」

私「はい。お願いします」



その再検査の結果
ヒナに、

白血病【陽性】

反応が出たのです。


獣「白血病が根本的にあるし、FIPらしき症状の治療をしても、残念ですがヒナちゃんは…助けてあげる事は、僕にはできません」


獣医さんからその言葉を聞いて、
ヒナの残りのネコ生が、わずかである事を認識しました。

FIPで助からないというのもかなりショックでしたが、白血病であった事が、
どんな意味を示すのか…。

考えれば考えるほど、
大変な事態を起こしてしまった…と。


【白血病…母子感染、唾液(グルーミング  同じ食器や水)血を見る喧嘩、交配、等で、感染すると言われています】



ヒナの最初の検査結果の【陰性】を
私は信じて、健康な子達と一緒に生活をさせていました。

(白血病 陽性の子は、別の部屋で過ごさせています。)



ヒナは我が家に2年9ヶ月居ました。
我が家にまだ居る子もそうですが、
私が1番気になったのは、この2年9ヶ月の間に
里子に出た子達が感染していないのか、
とても心配になりました。


1番感染率の高い、ヒナの旦那さんと思われる
猫カフェ『五匹の猫』に行ってる
【ノリスケ】が心配で、
直ぐにオーナーさんに連絡をし、
我が家から行ってる4匹の猫の再検査を
お願いしました。


本当に幸いな事で、
ノリスケをはじめ、4匹全員
【陰性】
だったと、連絡を頂き、ホッとしたけど



里子に出た里親様に連絡をし、
このような事態が起こってしまった
お詫びと、再検査の必要性を
お話ししないといけないと思い、

前回「ブログで、先に書くのは違う
           里親様に先にお話しをしてからではないと
           ここに書いてはいけない」

と、判断し、前記事の中途半端な書き方となってしまいました。


2年9ヶ月間の里親様全ての方に
お電話をさせて頂き、全てをお話ししました。
(もし、陽性反応が出た子がいれば、里親様の判断によっては、引き取る事も覚悟はしていました)



里親様皆様、口を揃えて言って下さった事。


「ぷここさん、この子はもう私達の家族の一員です。どんな結果が出ても、ぷここさんちに返す事はありません。
再検査の結果、お知らせしますね。」


「ぷここさん、この子にどんな検査結果が出ようとこの子無しなんて、私達家族は考えられません。結果がどうであれ、最期までこの子と一緒にいます。なのであえて、再検査はしません。」



皆様がこう仰ってくださり、
あの子達を心から愛し、可愛がって下さり、
本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいで、
涙が溢れました。



その後、里親様からの連絡で
陽性反応が出た子はいませんでした。
もちろん、してない子もいるし、
まだ全員ではないのですが。


いったいヒナがいつ感染したのか、
全くわかりません。
母子感染で、またまた最初の検査の時、反応がでなかったのか…

もしかしたら…

おととし10月にパルボが発生した時に居た子猫達の中に、白血病キャリアの子がいたのか…

私はヒナが出産したばかりの時、
保護した乳飲み子に
ヒナの母乳を与えていた事を思い出しました。

パルボの恐ろしさも知らずの時で、
無知な私はそんな事もしてしまっていました。
今考えるととても恐ろしい事をしたと反省しています。

(その赤ちゃん達は、譲渡会に連れて行った時、
他の保護仲間の猫さんから、パルボを移され、
その当時子猫だった子はみんなパルボに命を奪われてしまいました。)


とにかく今は、感染経路を考えるより、
白血病だったヒナと過ごさせていた
我が家の子達の事。
50匹全ての子の再検査が必要という事を
考えなければいけません。

再検査をしないと、里親募集をしても
可能性があるかもしれない子の希望者様は、
激減してしまいます。


ウィルス検査は病院だと1匹、平均4000円します。
とても50匹全員再検査はできない額です。


とてもありがたい事で、ある獣医さんから
白血病のみの唾液検査キッドがある事を
教えて頂き、そのキッドなら、
もっと安くできるそうなのです。



先月皆様からご支援頂いた79000円は、
ヒナや他の子の病院代
ヒナの火葬代
等で残りわずかになってます。

先月ご支援のお願いをし、フード等、
ご支援金も沢山頂き、また今回ご支援のお願いを
する事、とても心苦しくできないと思い、
数日間とても考え悩んでいました。


でも、現実、このままだと里親募集も難しく、
キッド代の10万円を作るのは、私1人では
まだまだ先の事となってしまいます。

もし、この中に陽性の子が居たら、
再検査する間に、陰性の子が陽性になってしまう
事もあると考えました。

できるだけ早く再検査をして、陽性の子は
キャリア組の部屋に移動させたい。

そう、思い、
50匹という多頭の自己責任も反省する中、
考え悩んだ末、

10万円と、目標額を立て、
皆様にご支援のお願いをさせて頂きたく、
書く事を決めました。

本当に本当に、
申し訳ございません。
皆様のお力を貸してしただけないでしょうか
m(._.)m


目標額
10万円
達成した時に、この件のご支援は閉め

検査結果等は、またこのブログでご報告させて頂きたいと思います。


ゆうちょ銀行
記号  17420
番号  27109171
〇〇クミコ


心苦しいのですが、
50匹のネコ達のために、お力を少し貸してくださいm(._.)m
宜しくお願い致しますm(._.)m





そして今回の事で
ヒナが命をもって教えてくれた事、

後悔、淋しさ悲しさを嘆くより、

前を向き、この50匹のこれから先の幸せを

第一に考えないといけないと思いました。


50という頭数を1人では賄えない実感。
しばらくの間は、保護する事は一旦中止し、
譲渡だけを中心にやって行くように
しようと思います。


この5年間の保護活動で学び、ネコ達が教えてくれた事を色々考えました。

今居る子達が里子に出たのち、

私の今の保護活動の目標は、

【看取り保護。ケガしてる子の保護。】

お外やセンターで、
病気やケガで行き先が無い子の保護をする事。

病気の子は、人間の温もり、フワフワのお布団の上で、最期を看取ってあげたい。
それが私の今の目標です。



虹の橋を渡って行った
あの子達が命をもって、私に教えてくれた、
私だからできる保護活動なんじゃないかと
思いました。



それができるようになる事を目標にし、
今居る子の幸せ探しに
暫くは専念したいと思います。





皆様、
心配して下さり、
あたたかなコメント、メッセージを
沢山届けて下さり、
本当に本当に、
ありがとうございますm(._.)m

また今回、皆様にご協力をお願いする事となり、
大変恐縮ではあるのですが、
お力を貸してくださいm(._.)m







ぷここ