現実の世界で綺麗事を言っているのを聞いたり

見たりすると、虫酸が走る。

とても不快な気持ちになる。

でも、自分発信の綺麗事はすんなり受け入れられる

なぜだろう?と思った。考えた。整理。チラ裏。



現実は綺麗じゃないし、綺麗事で済まないから。

他人が綺麗事を言っていると表面的には笑顔で

聞くけど内心馬鹿にしていることが殆ど。

何言ってんの?馬鹿なの?現実見えてないの?って

私が生きてきた世界は全然綺麗じゃなかった。

むしろ汚いことだらけ。

汚い物が嫌い。汚い世界が嫌い。

だから汚い世界のくせに綺麗事を言っていると

は?ってなる。

汚いくせになんで綺麗事言ってんだよ。

お前は汚いだろ。気持ち悪い。

お前が綺麗になれるわけないだろ。

どろどろしていて、真っ黒な物体から

綺麗な物が出るわけないじゃん。

いくら綺麗事言っても、もう後戻りできるわけ

ないだろ。

綺麗になることなんて二度とないんだよ。




綺麗な物に囲まれていたい。


だから自分の中の世界は綺麗でいたかった。

だから自分の世界には誰も入れない。

だから自分発信の綺麗事は受け入れられる。

自分の中の世界は綺麗だから。

綺麗な物を集めて、綺麗な言葉を集めて。


現実は汚いから、せめて自分の世界だけでも

綺麗事で済ませたい。

全てハッピーエンドで良い。

全て幸せになっていい。

綺麗事は全部自分の世界で済ませる。

そこでは綺麗な物を見続けることが出来る。

自己満足出来ればそれでいい。

誰も入れない。

自分だけの世界だから。



現実の人間が入ると汚れる。汚い。

人間は汚い。存在するだけで汚染される。

頑なに人と触れ合おうとしないのはこの思想?