観劇日記 Queens of the Hill 「薄ら氷」 | ソメのブログ

ソメのブログ

ブログの説明を入力します。


 初観劇の団体さんです。知ってはいたのですが中々タイミングが合わず拝見出来なかった団体さんです。
 まずは会場に入った瞬間の空気に圧倒されました。能楽堂ってしかも初めて入る雰囲気に圧倒されました。しかもスタッフの皆様の和装。正直にいって何時もと違う空気感に気後れしました。そして会場も勿論まったく違う雰囲気の能舞台、「うわぁ。なんだこれ」のあまりに場違いな感覚、でもワクワクしました。
 この舞台を観ていて思ったのは琴の生演奏。一番感動したのは照明の使われ方。顔の表情が当たり具合によって様々に変化してみせる。能の舞台ではよく使われるのは知識として知ってはいたのだがこういう事なのだなぁと妙に納得しました。
 好きな世界観。正直いって某有名なマンガが大好きで。リアルに展開する世界観、舞から始まる世界観に「うわぁ、大変」「うわぁ、素敵」「うわぁ、美しい❤️」が頭の中をぐるぐる🌀。一気に物語に引きずりこまれました。
 兄の妹のお互い慕いながらも、それ以上に隠しきれない思いを持ってしまう。そこへ帝への参内の話が持ち上がり兄の友人を巻き込みながらもお互いの心を隠しながら展開していく、悲しくも切ない物語。
 暁怜役、reitoさん。出てきた瞬間に影のある美しさに撃ち抜かれました。素敵過ぎました。妹への抑え切れない許されない愛を持ってしまい、その間で妹への幸せを願い参内を進める。孤独を秘めている表情、妹への優しい眼差しに引き込まれてました。カッコ良さに惚れ惚れしました。
 茨役、すみれさん。可憐な妹役。何とかわいらしい女性。兄への許されざる思いを抱える健気さ。兄を失ったと知った時の彼女には泣かされました。実際のご本人もとてもいやぁ可愛らしく本当にぴったりでした。しかも衣装の全てを彼女が作っているという凄さに感動しました。
 帝役、みきさん。出てきた瞬間の神々しさに目を奪われました。カッコいい、頭の中をぐるぐると。そして茨の思いを知り兄の元へ帰す心の広さ。帝としての存在感は正にはまってました。
 雅高役、琴美さん。この中では唯一冷静な役回り。ただ、暁怜への友情とそれ以上に心配する思いから茨へは強く当たってしまう。優しさと冷静さを持ちながら何とか暁怜の為に奮闘しようとしている姿に感動しました。
 こうした世界観はたまらなく好きなので初観劇がこの作品という幸運に嬉しくなりました。
いやぁ本当に楽しませて頂きました。
 ここらで締めたいと思います。皆様お疲れ様でした。