先日、金沢市で開催されたセラピストのためのアレクサンダー・テクニーク・ワークショップにお手伝いで参加してきました。
その中で私が学んだ事の一つが
「ただ見ること just look」。
何度もこれまで勉強してきたテーマだけど、新たな気づきがあったので今回はそれをご紹介したいと思います。
ワークショップ初日はアレクサンダー・テクニークのワーク(タッチ)を体験してみることと、生徒に何が起こるか「ただ見る」練習でした。
講師のブルース・ファートマンが何度も「今の見えた?」と何度も繰り返しました。
その度に生徒さんの顔に
クエスチョン・マーク
が見えるんです。
私もアレクサンダー・テクニークをはじめたころは全然見えなかったから、よーく分かるんです、その気持ち。
でも決してこう見てとは言わなかった講師のブルース・ファートマン。
少しぐらいどうやって見るのか、何が見えるか教えてあげたらいいのに・・・なんて思っていた私だったんですが

2日目になると、
「あっ見えた!!
」って顔が生徒さんの中に見えてくるではありませんか。
そんなのを見てたら、私ってアレクサンダー・テクニーク勉強しているのに
「目的達成主義」になってたな・・・と反省
「こう見て」と言えば
「こう見える」というか
「こうしか見えない」んですよね、きっと。
そして夜の宴会で見ることについてPTのK先生がこんな風に話してくれました。
セラピストは色んなことを勉強して、頭の中に様々なアイデア(知識)があるからその視点で見ている。
自分の見方に相手を当てはめて見ていると。
なるほど~と。
だからたいていPTはアライメントがどうだ・・・とか、重心の位置がという見方にしがみついてしまうんだな~。
そしたらブルースが見ることは
「just look(ただ見る)」であって
「look for(探す)」ではないと。
探したら見つからない(見えない)と。
探しているものは見えても他のものは見えなくなると。
赤ちゃんが見るみたいに見るんだと。ほー


確かにセラピストは
自分の中に考えがあって→その考えに従って見ようとして→その考えに従って見えてきて→見えたものに対して治療する。つまり見えないものにはアプローチできないのだ。
だからもっともっと頭を柔らかくして、シンプルに見ないといけないんだな~。
そしていろんな見方ができたら、いろんなアプローチができるんだろう。
ある意味、正しい答えなんてないんだろう。
アライメントや重心を見るも良し、でも「頭がうるさそう~」とか「身体が柔らかそう~」とか「ふさいでるな~」とか「身体の中にいないな~」とか「身体が眼にもってかれてるよ~」とか「感じてないよね」とか「今日はいい日なんだね~」とか。
みんなにはどんな風に見えるんだろう、私が見ている世界・・・