Follow The River  〜理学療法とアレクサンダーテクニックからの気づき〜

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アレクサンダー・テクニークの技術をセラピストに活かすべく、セラピスト向けのアレクサンダー・テクニーク・ワークショップを企画しました!!


テーマは「触れる技術を学ぶ」です。

セラピストにとって基本であり極意とも言える「触れる」技術をアレクサンダー・テクニークを通して学びます。

 

◆◆◆◆◆ワークショップの詳細は下の記載をご覧下さい◆◆◆◆◆

 

「セラピストのためのアレクサンダー・テクニーク触れる技術を学ぶ」

 

1.アレクサンダー・テクニークを体験する

2.人間本来の機能的な動きについて学ぶ

3.力を使わずリードし、ついていく事を練習する

4.アレクサンダー・テクニークを臨床に応用する

 

 アレクサンダー・テクニーク教師は、相手に無理をさせることなく、人間本来の機能的な動きを取り戻すことを助けます。その秘訣は、教師たちは自分自身の余分な緊張に気づき、それを手放すことによって手をやわらかくしなやかにしていられるからです。その手によって、相手の状態を知ることも、自分のメッセージをクリアに送ることも楽にでき、相手を自由な方向に動くことができるよう導きます。 

 アレクサンダー・テクニークにおける秘訣はセラピストの臨床においても同じです。

 どのようなテクニックであれ、患者さんに触れるセラピストの手がどのようであるかによって、そのクオリティは左右されます。セラピストのタッチが十分にコントロールされ、しなやかで安定し適切なタイミングで力強くあれば、どのような特殊技術もより確かなものになります。  

 このワークショップでは、体験を通してアレクサンダー・テクニークの基本的な考えを理解し、教師の訓練された手や身体的な使い方をどうすれば臨床に活かすことができるのか、初めての人にもやさしく、具体的なかたちで学んでいきます。


講師:ブルース・ファートマン

 ブルース・ファートマンは35年以上に渡り世界中で様々な人を指導してきたアレクサンダー・テクニーク教師です。彼の主宰する国際的な教師トレーニングコース「アレクサンダー・アライアンス」では統括ディレクターとして各国を周り多くの優秀な教師を育てています。彼の温かみのあるワークショップは世界中で定評があります。

通訳兼講師:新海みどり(大阪・岐阜会場のみ) 

 アレクサンダー・アライアンス日本校のディレクターを務め、レッスンや教師育成をはじめ、欧米など海外でもパフォーマーから医療職に渡り様々な分野の専門家を対象にワークショップを行う経験豊かな教師です。多くの医療従事者が彼女のもとで学んでいます。  

大阪会場:平成25年11月16日(土)17日(日)東淀川区民会館
金沢会場:平成26年1月12(日)ー13日(祝) 石川県文教会館
岐阜会場:平成26年2月8日(土)ー9日(日) 未定(岐阜市内)


参加費:28000円(早割価格!!
25000円)

対象:理学療法士、作業療法士、言語療法士、看護師、柔道整復師他


お申込み・お問合せ先:
brucefertman_japan@yahoo.co.jp (林)
お申し込みの際は氏名、職業、会場名、e-mailアドレス、アレクサンダー・テクニークの経験の有無を明記の上、上記アドレスにご連絡下さい。



 

ワークショップの詳細はHPpeacefulbodyschool.com からもご覧いただけます。     

理学療法がしていること、「患者さんの動きをコントロールする」と表現しても違和感を感じない人もいるだろう。

中には、より上手くコントロールできる人と「すごいセラピストだ!」と思う人もいるかもしれない。

しかし私は「コントロール」という言葉に引っかかる。

うまく表現できないが引っかかる…。

だから辞書で調べてみた。

「コントロール:制御」物事の動きや状態を自分の意志どおりに調整すること

ガーン。

なんて悍ましい・・・と思ってしまった私。

一応「制御」というのも辞書で引いてみた。

すると

①(史記)「以て会内を制御す)相手が自由勝手にするのをおさえて自分の思うように支配すること。統御
②機会や設備が目的通り作動するように操作すること。

やっぱり悍ましい…。

しかし、自分の若かりし頃のセラピストを思い出すと、自分がしていることは「コントロール」だったかもしれない。

相手がその姿勢を、その動きを、その感覚を心地よいかどうかは無視して、自分の中に存在する(カッコ付きの)正しいアイデアをそのまま押し付けていた、それは正にコントロールだった気がする。


今目指すは

相手をリードすること、時にフォローすること、尊重すること、その中で患者さんが自由に動けること、心地よく居れること。

抵抗がうまれることなく、不必要な緊張無くしなやかに動けるようにすること。


只今、トレーニング中です(笑)





知識はもちろん必要です。

でも知識だけでは、自分のモノとして使えないものも沢山ある。

例えば動き…

どうやって動くのが効果的か、身体はどんな構造になっているのか、それを知っているだけでは巧みに動けない。

知識があって、身体感覚を伴う経験が必要だと常日頃思っている。

そう、ポイントは身体感覚を伴う経験。

ただやってみた・・・という経験だけでは足りない。

自分の身体に注意が向いていて、自分の動きを繊細に感じることで

そこに気づきがうまれる。

気づきが存在するから、違うことを選択できるようになる。

違う自分を見つけることができる。

自分で自分をトレーニングすることができる。


理学療法士をしていると、完全に受け身になろうとする患者さんに出会うことがある。

しかし、受け身になることで、その人の身体感覚は繊細さを欠き、気づきは減ってしまう。

何か動きを習得する時、身体感覚の重要性、そして自身の気づきが最大の教師・セラピストであることを伝えるところから始めないのではないかと思う。

どう患者さんに伝えるか、まだ自分の中に具体的な方法論はない。

でもそんなことを意識しながら患者さんと向かっていると、明らかに患者さんは感覚に注意を向け始めるようになった。

どう患者さんに気づきを与えるか、セラピストとして探究していきたい部分だと思う。

アレクサンダー・テクニークを習いはじめてから

アレクサンダー・テクニークを通して自身の職業である理学療法を見つめてみる、

あるいは理学療法を通してアレクサンダー・テクニークを見つめてみる

そんな日々が続いている訳なんですが


その中で自分の理学療法に関して気づいたことの一つは

「邪魔している」

ということ。

患者さんの動きを誘導しようとするその手が、逆に患者さんの自由な動きを邪魔していたのです。

それは、ほんのわずかな力であっても、わずかな方向性の違いであっても

邪魔は邪魔であって、患者さんはその手に自由な動きを阻害されてしまいます。

セラピストは相手をコントロール(誘導)しようとする前に相手を邪魔しない、

そんなアイデアを持つことも大事かなと思います。


アレクサンダー・テクニークでは「Leading & Fllowing」というアイデアがあります。

相手をリードし、フォローする。

そのためには相手を感じ、自分を感じ、注意が全体に払われている、

相手を邪魔せず、ぶつからず、自分が心地よく動ける。


リードとフォローを繰り返すことで、相手が自分の一部となり、相手が自分の一部となる。

だから相手は自分のメッセージ(意図)とともに動いてくれる。

一緒に緊張を手放し、新たな動きに足を踏み入れてくれる。

そこには「コントロール」という、なんとなく「一方的」な響きの言葉は当てはまらない。

例えるなら「出会う」、そして共に自由に動く、という表現が私にはしっくりくる。

なんとなく優しささえ感じる。

だからこのアイデアを理学療法に応用していきたいと思う。


今日、アメリカ出国です。


ということで、朝8時に自宅を出る予定で準備していたところ


旦那の荷造りが終わらず遅れること30分。8時半に出発。


で、1時間前に空港に到着。


まずは国内乗り継ぎなので、良しとして、慌てずイラつかずチェックインカウンターに。


すると、カウンターのおばさんが


「ビザは?」「アメリカ国籍?」などと質問してくるではないか。


何ー??


その人曰く、アメリカ経由のドイツ行が最終の場合、ビザが必要とか何とか???


去年は同じ経路で問題なかったと説明しても取り合ってくれず。


とはいえ、時間は刻々と過ぎ、出発まで30分を切りそうな勢い。


どうするーーーーーーーーー???


旦那は色々英語で説明しているけど、二人とも乗り遅れる訳には行かないし、


特に旦那は仕事なので、ドイツに入国しないと行けない訳で・・・。


とりあえず、車の鍵(1人では運転したことないし、道も分からないけど)とお金、空港の駐車券を旦那から預かり、腹をくくりかけたところ


マネージャーさんらしき人が色々調べて戻ってきて


どうも、カウンターの女性の理解が間違ってたとか。


もーーー、ビビらせないでよ!!


そこからダッシュで荷物検査やらなんやらをパスし、搭乗口へ。


飛行機は鳥がぶつかったとかなんやらで点検のため出発が遅れ、一先ず間に合いました。


現在、無事ダラス空港。


これからフランクフルト行きの長旅です。


ちなみにフランクフルト行きの飛行機はタイヤ交換が必要とかで30分遅れらしい。


無事にドイツに入国できることを願うばかりです。



ドイツで開催されるアレクサンダーアライアンスのサマーリトリートに参加するために、明後日アメリカを出発


11日間ほど、ドイツに行ってきます。



今回のサマーリトリートは、たくさんのドイツ人の中に日本人が4人(講師1名含む)、アメリカ人が1人(講師)、そしてドイツ放浪中?の韓国人が1人、ヨガの先生をしているらしいイギリス人が1人と、なかなか多人種な集まりらしい


しかしながら共通言語はドイツ語もしくは英語…


昨年、一昨年と私のジャパニーズEnglishはドイツ人にあまり伝わらなかったのですが、今年はどうなるのでしょうか???


ちょっとドキドキです。

とはいえ、アレクサンダー・テクニークのリトリート。

共通言語ならぬ、共通のコミュニケーションツールはタッチ

タッチは世界共通なのじゃー

手を通して、色んな方とコミュニケーションをしてきたいと思います


平成25年11月16日-17日に大阪で「セラピストのためのアレクサンダー・テクニーク」のワークショップの開催が決定しましたので、ご案内します。

テーマ:Meet Art of Leading & Following

セラピストが患者が出会う。

患者がセラピストと出会う。


それは

共に存在し、共に心地よく自由であること。

 
相手をコントロールするのではなく

 導き(リードし)、

 ついていく(フォローする)こと


に出会うとき、二人の間に新たな動きが生まれる。


◆セラピストは自身のdesire(望み)を患者さんに押し付けていないだろうか?

相手をコントロールしようとした時、患者さんが抵抗するのを感じたことはないだろうか?

セラピストの手や動きに患者さんは寄り添っているだろうか?

セラピストの手や存在は患者さんを尊重しているだろうか?

同じところでセラピストと患者さんが出会えば、何が起こるのだろうか?



このワークショップでは「
Meet (出会う)」をテーマに、アレクサンダー・テクニークの一つのアイデア「Leading & Following」を中心に学びます。相手をリードする技術、相手をフォローする技術を臨床の場に活かすことを目指します。


アレクサンダー・テクニークが初めての方でも分かりやすく学んでいただけます。


講師:ブルース・ファートマン

 ブルース・ファートマンは三十年以上に渡り世界中で様々な人を指導してきたアレクサンダー・テクニークの教師です。彼の主催する国際的教師トレーニングコースアレクサンダー・アライアンス」では統括ディレクターとして各国をまわり、多くの優秀な教師を育てています
 

通訳兼講師:新海みどり

 アレクサンダーアライアンス・ジャパンのディレクターです。国内のアレクサンダー・テクニークのレッスンや教師の育成をはじめ、欧米など海外を含む様々な分野の専門家を対象にワークショップを行なう経験豊かな教師です。多くの医療従事者が彼女のもとでんでいます。



Information

u日時 平成2511月16日(土) 10時16時30分  

                平成25年11月17日(日) 10時16時

u会場 東淀川区民会館 第1会議室

             阪急淡路駅から徒歩700m

             大阪駅前から市営バス37系統「東淡路1」下車3分

             新大阪からタクシーで3km

u受講費 28000円(早割25000円、10/31締め切り)
u対象 理学療法士、作業療法士、言語療法士、柔道整復師他
u申込み・問合せ (e-mail brucefertman_japan@yahoo.co.jp(林)

          氏名、職業、会場名、アレクサンダー・テクニーク・ ワークショップの経験の有無を明記のうえ、お申込み下さい。


※同ワークショップは岐阜でも開催予定です。

今日は我が家でDVD作成の作業をしました。

アメリカニューメキシコ州の田舎でドイツ人のためのDVD作成。

ビデオ編集、カバーなどのデザイン、ドイツ語と英語の照らし合わし、などなど。

アメリカ人が2人、アメリカ在住のドイツ人が1人、日本人が1人。

こんなアメリカの田舎でまさかのハイテク作業が行われるなんて。

しかも英語とドイツ語、少しの日本語が飛び交うのもなんか不思議



気づかないうちに新しい世界が自分の周りに存在している。

でもちゃんとそこに存在しないと、そんなことにすら気づかない。

そう、ちゃんと地に足をつけていないと。


ただ流されないように

地に足をつけよう。








ただいま、アメリカのニューメキシコ州の田舎に夫といます。

そんな田舎に昨日、アイスランドの方が我が家に来られました。


というのも


アイスランド人の彼は以前からアレクサンダー・テクニーク教師の夫のブログを読んでいるらしく


Facebookでも夫の友達になっていたらしい。


今、フェルデンクライスのワークショプ参加のためにアメリカに来ていて


ワークショップまでの間、アメリカ人の彼女の実家に数日お世話になっているとか。


偶然にもその彼女の実家というのが我が家から車で1時間ちょっとのところで


こっちにいる間に一度レッスンを受けたいと。


広大なアメリカ、しかもややマイナーなニューメキシコ州にも関わらず、偶然が重なって、アイスランド人との必然的とも言える出会い。


うーん、世界は広くも狭くも感じてしまう


そして

Facebook上の形だけの知り合いが本当の知り合いになってしまう。

今やぐっと近い存在になっている。

なんて素敵なことだろう。





しかし、自分がアイスランド人の彼だったら同じようにできただろうか・・・



まず、学びに対する情熱が必要だろう。


そして英語が堪能でなければネット社会とはいえ、ブログやFacebookで海外の方となかなか深く繋がれないだろう。


あるいは、仮に英語が堪能であったとしても、実際にコンタクトをとっただろうか?


見知らぬ教師にレッスンを受けたいと申し出て、海外でそれを実行に移しただろうか・・・



答えは「ノー」な気がする



想いを実行に移す、きっとそんな人が夢をつかむんだろう。


夢を抱いても、行動力がなければ夢は夢で終わってしまう、

手に入れたいものは自分で行動して手に入れなければならないんだなーと

アイスランド人の彼から学んだ一日でした。