日本理学療法士協会からパブリックコメントが募集されています。
『[臨床実習で理学療法学生が行う行為とその水準]』
PTの方はマイページから詳細を確認できますので是非一度目を通してみてください。
さて、もちろん私もそうでしたが、PTの臨床実習はなかなかハードなものでありました。
今ではだいぶと学校が守ってくれている感じは受けますが、それでもまだハードな感じはあります。
何がハードかは言及は避けますが、PTの皆さんなら想像に難くないでしょう?
いま、臨床実習が大きな変化を遂げようとしていると感じていますし、変化するべきだと考えています。
中川先生がすでに書籍化しています。
https://www.miwapubl.com/products/detail.php?product_id=1533
クリニカルクラークシップ
という言葉、最近よく耳にするようになってきました。
私もこの書籍を何度も読み直しましたが、読めば読むほどクリニカルクラークシップが良いものに思える、なんともひきつける力の強い本です。笑
たまにイラっとするのはものすごく的を得ているからでしょう。笑
今後完全にこのような方法に移行するとしても、かなりの時間がかかると思います。
ただ形だけ真似するような実習には価値が生まれないと思います。
現場で指導をしている我々が本気で考えないと。
私が考える一番のキーワードは
患者の権利意識
です。
今考えると当たり前なんですが、学生の指導は大事だけど一番は患者さんであることは学生がいようといまいと同じこと。
なのに、少なからず患者さんに負担をかけるような実習をさせていないでしょうか?
『先生、私の身体でよければ学生さんのためにつかってください』
『学生さん、私で勉強して立派な先生になって下さい』
このような日本が誇れる国民性に甘んじて実習をしていないでしょうか?
私は少なからず思い当たるような気がします、患者さんの本心かもしれませんが、私たちはそこに甘んじることなく、本当にもっと考えた臨床実習をしないといけない。
そして、このような患者さんは今後減少してくると思われます、というか現に減少しています。
学生も変わってきています。
社会も変わってきています。
制度も変わってきています。
我々は、変わっていますか?
常に時代は流れ続ける、流れる中で流れに負けない強い部分と臨機応変に対応できる柔軟な部分の双方を持ち合わせている者が本当のプロフェッショナルだと思います。
星一徹のような指導はもはや流行りません。
レポートを書くことに何の意味があるのでしょうか?
考えることはたくさんあります。
学生第一になって学生に優しくしようってわけではありません、時には厳しくて良いと思います。でも、我々は学生を評価することが目的ではないのです。
実習を乗り越えればPTになれる、登竜門的な最後の上り坂みたいな実習にしないようにしましょう。それは協会のガイドラインにも記載されています。
我々は理学療法のプロであると同時に教育のプロでもいないといけないようです、大変ですが現実を真摯に受け止めて前に進みたいと思います。