こんばんわ。
実は、今日祖母が急性心筋梗塞で倒れました。
幸いにも早期に発見されたようで大事には至らず、お見舞いに行くと元気にお話できました。
でも、改めてこわいものだなぁと感じます。
つい先週も会ったばっかりで、そのときは今まで通りに話しもしたし何事もなかったのに。
僕自身今は急性期病院を離れているので急性心筋梗塞の患者さんを目の前にするのはずいぶん久しぶりです。
今までは主に(慢性)心不全を自分の得意分野としてきましたが、これを期に心筋梗塞についても見直していこうと思います。
祖母が入院している病院がしっかりリハビリしているかどうか見極めるためにも・・・笑
まず、気になったのが
なんで祖母が急性心筋梗塞になったのか?
ということ。つまりは原因ですね。
心疾患の場合は原因を考えることはとっても重要です。
その人の今までの生活歴や既往歴を洗いざらいしてなぜ心疾患になってしまったのか、自分なりのストーリーを立てることが必要です。
ここで自分なりのとしたのは、正解はわからないわけですよ。
でも、自分の知っている心疾患の知識を総動員してそれなりのストーリーを考えてみる。
そうすれば、それを改善すれば再発予防に繋がる可能性が高いわけで。
間違っているということはない、正解もない。
だからこそ内部障害系理学療法は多くの知識とエビデンスを必要とする。
そこがまたたまらなく楽しいんですよね^^
では、基本から勉強しなおしましょう。
なぜ人は急性心筋梗塞を初めとする冠動脈疾患になるのでしょうか。
その原因を冠危険因子(coronary risk factor)といいます、聞いたことはあると思います。
ざっくり言うと生活習慣病関連の因子です。
高LDLコレステロール
高血圧
低LDLコレステロール
中性脂肪
肥満
糖尿病
喫煙
ストレス
非運動習慣
・
・
・
挙げればたくさんあります。
いわゆる世間一般に身体に良くないとされるものが例外なく心臓の冠動脈にも悪いってことですね。
冠動脈に限らず、高脂血症は血管にとって害となります。
LDLコレステロールは血管壁に作用して動脈硬化を進行させます。
これを阻害するのがHDLコレステロールなので、善玉コレステロールなんて呼ばれたりしますね。
血管って、やっぱりものすごく大事ですよね。
改めて勉強しないとなって思います。
わかってるのは、血管にとって運動が有益であるということ。
これは間違いないと思います。
また勉強してこのブログに書きたいと思います、まだまだ詳細まではわかっていないので。
糖尿病を代表とするインスリン抵抗性も心筋梗塞の発症率を上げるとされています。
インスリンが血管内皮機能に障害を及ぼすのだそうです。
ということは、いかに日々の適度な運動が大切かということがわかりますね。
うちの祖母の場合を考えてみると、まずは数十年前から高血圧があり降圧剤を内服しています。
コレステロールが高いことも昔から指摘されていたそうです。
糖尿病や喫煙はありません。
今年の春辺りからようやくデイサービスに行きだしましたが、行くまでにかなりの年月をあまり家から出ない生活をして過ごしていました。
というのも、両膝のOAで膝の痛みがありあまり歩けないからです。
最近では買い物でも車椅子をレンタルして使用しています。
以上の情報から、運動不足であったことが容易に想像されます。
そこに種々の冠危険因子が関与して今回の結果になったと考えられます。
このようにして原因を考えていくことは習慣にしておくと良いと思います。
初回評価の時点で完全には見えてこないでしょうが、話をしながらリハビリをしているうちに、少しずつ見えてくると思いますので。
祖母はおそらく下壁の急性心筋梗塞です。
私自身は主治医から話を聞いていないのでわかりませんが、どうも心電図の話などを聞いているとそうみたいで。
下壁の梗塞といえば
Ⅱ、Ⅲ、aVfで異状波形を認めやすいです。
こういうことを知っていると心電図の見方も変わってくるでしょう。
今日はこれくらいで終わりにします。
また急性心筋梗塞についてお話できればと思います。
P.S
今年の呼吸療法認定士試験、受けられることになりました★
正確には認定士試験を受けるための講習会を受けることが受理されました。
おかげで今年も忙しくなりそうです。
せっかくなので呼吸理学療法の分野をもう一度勉強しなおし、さらに呼吸療法に必要な呼吸器の知識や薬物療法、患者教育などについても詳しくなろうと思います^^
P.S2
現在諸事情によりメルマガの配信が停止しております。
皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、なるべく早い復帰を目指しておりますのでどうかご理解頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。