本日は房室ブロックについてのお話をしたいと思います。
房室ブロックとは、心房から心室への刺激の伝達が阻害されているものです。
つまり、心房の興奮とは心電図でいうP波でしたね。
そして、Q波が心室の興奮の始まりです。
ということは、P波とQRS波の間が長くなるんです。
PQ間隔といいますが、これが0.12秒以上になるます。
そして、この房室ブロックはⅠ度からⅢ度に分類されます。
Ⅰ度:PQ間隔は延長していますがQRSは毎回確認できる。
つまり、ただPQ間隔が伸びているだけの心電図がⅠ度となります。
主に房室結節が傷害された結果生じるとされています。
Ⅱ度:これはMobitzⅠ型とⅡ型にさらにわけられます。
MobitzⅠ型:PQ間隔が徐々に伸びていきます。そして最後にはQRS波が消えてしまいます。
その次はまたQRS波が出てきて、また徐々に伸びていき・・・
というリズムとなります。洞結節には以上がないのでPP間隔は一定です。
つまり、房室結節での伝導が途絶えていると考えられますね。
MobitzⅡ型:こちらはPP間隔、PQ間隔ともに一定です。
しかし、突然QRS波が消えることがあります。
次の脈では直前までと同様のPQ間隔となります。
こちらは房室結節でなく、His束以下に異常があると考えられており、完全房室ブロックへの移行リスクが高いとされています。
Ⅲ度:完全房室ブロック
PP間隔は一定です、つまり洞結節は正常に動いています。
そして、RR間隔も比較的規則的です。
しかし、P波とQRS波の間に関連がなく、どちらもバラバラに出ています。
つまり、房室結節以下の異状によってP波からの興奮がそれ以下に伝わっていないのです。
そこで出てくるのが補充調律というもので、心室が自ら収縮しています。
しかし、心室は洞結節ほど頻繁に興奮できないので、PP間隔よりRR間隔の方が長くなります。
こんな感じです。
実際の心電図があるととっても説明しやすいのですが・・・
不整脈についてはブログなんかで画像を使って説明した方がよさそうですね。
ちょっと今後の配信を検討していきます。
せっかくシリーズみたいになっているので、最後までやりたい気もするのですが…