当センターでは、キャンサーボード(がんの治療に携わる専門家同士のカンファレンス)を毎週行っています。
第268回 新たな試み:キャンサーボード
http://ameblo.jp/ptrc/entry-12196839114.html
先日行われたキャンサーボードでは「前立腺がん」の患者さんが際立って多く、不思議に感じていました。
その理由を調べると、「センターで治療を受けた患者さんからの紹介が多い」ということがわかりました。
治療を受けた患者さんの兄弟や友人たちということです。
センター開設当初から「幸せな医療の提供」をビジョンに掲げ、「とにかく、丁寧な医療をすること」をスタッフに伝え、全員で実践してきました。
その結果、私たちの気持ちが治療を受けた患者さんに伝わり、ご紹介に繋がっているのだと思います。
がんが治り、QOL(生活の質)も維持されるのが陽子線治療の特徴です。
センターでは、これからも、一人一人の患者さんを丁寧に治療しながら、幸せな医療を提供し続けたいと思っています。
また、この身体にも心にも優しい陽子線治療と、正しいがん治療の選び方を多くの人に知っていただくため、これからも講演活動で世界中を飛び回ります。