先日、熊本県で講演を行いました。
会場が熊本城の側だったので、講演までの時間を利用して、お城の周囲を散策しました。
震災で深刻な被害を受けた熊本城の姿をメディアを通してよく目にしましたが、今では修復も大分進んでいました。
私は、1995年の阪神大震災を神戸の自宅で体験し、その後の復興を見守ってきた一人です。
熊本城の石垣の崩れや傷ついた姿を見て、その当時の倒壊した建物や、傾いたビル群を思い出しました。
有難いことに講演には多くの方が参加し、陽子線治療に関する私の話を熱心に聞いて下さいました。
今回の講演では、同じ大震災を経験した者として、「心にも身体にも優しい最先端の医療」を伝える気持ちが強く、私もいつも以上に熱くお話しさせていただきました。
がんばろう熊本。
同じような大震災を経験した者として、被災者の皆さんの気持ちは痛いほど良くわかります。
お城の側で熊本の復興を願いました。