第207回 メディカルツーリズム | [粒子線治療][陽子線治療][菱川良夫] 名誉センター長のこばなし ~がんから学ぶこと~

[粒子線治療][陽子線治療][菱川良夫] 名誉センター長のこばなし ~がんから学ぶこと~

一般社団法人 メディポリス医学研究所
メディポリス国際陽子線治療センター 名誉センター長
菱川良夫による講演からの小話。

6月中旬に、3泊4日で上海、香港、広州の3都市を訪問してきました。
いずれも、メディカルツーリズムに関する訪問です。

人口を調べると、上海は2400万人、香港は700万人、広州は1300万人だそうです。
「本当はもっといる」ようなことを現地の中国人は言っていました。

九州全体の人口が約1300万人なので、中国の大都市の人口の多さには本当に驚かされます。


近年になり、中国人は世界中に進出するようになりました。

中国国内では各分野で不正や偽装の不安が常につきまといます。
そのため一部の中国人は、自分の体を治療する際、積極的に他国で治療を受けています。
いわゆるメディカルツーリズムです。

当センターでも、既に20人以上の中国人患者さんを治療しました。


3都市の感想です。

まず交通面。
私は、上海・広州の街で運転できる自信がありません。
追い抜き、割り込みの激しさは想像を絶します。

その点、香港は英国の統治が長かった為か落ち着いており、私でも運転できそうな気がしました。

続いて、大気。
広州では青空を見ることが出来ましたが、上海ではPM2.5の影響でモヤっていました。
この空気は見るからに体に悪そうな気がしたので、マスクを着用していました。

食事は、本場の中華料理を美味しくいただきました。
滞在中に少し太ったのは、早朝ウォーキングが出来なかったからだと思います。


3都市に共通して言えることは、街や住んでいる人にエネルギーを感じたということ。
以前中国を訪問した時とは異なり、多くの人の顔に「自信」のような雰囲気が感じられ、中国の勢いを感じることができました。


当センターでは引き続き、アジアはもちろん、アメリカなどからも幅広く患者さんを受け入れていくつもりです。
そのための準備が、今着々と進んでいます。