第87回 よくある質問 | [粒子線治療][陽子線治療][菱川良夫] 名誉センター長のこばなし ~がんから学ぶこと~

[粒子線治療][陽子線治療][菱川良夫] 名誉センター長のこばなし ~がんから学ぶこと~

一般社団法人 メディポリス医学研究所
メディポリス国際陽子線治療センター 名誉センター長
菱川良夫による講演からの小話。

講演後には、必ず個別相談を受けます。
よくあるものをまとめますので、今後の参考にして下さい。



【Q1】
先進医療の種類には、どのようなものがあるのでしょうか?


【A1】
先進医療を受けるためには、様々な要件が必要です。

既に、厚生労働省先進医療を取り扱っている保険会社のホームページでまとめられていますので、そちらをご覧下さい。

参考までに、ここでは厚生労働省のホームページを掲載しておきます。


 1.厚生労働省 先進医療の概要について

 2.厚生労働省 先進医療の各技術の概要



【Q2】
早期がんと診断されて手術を受けました。治っていると言われていますが、5年間抗がん剤を飲むように言われています。再発しないか不安です。


【A2】
「治っている」と言われているのであれば、まずは素直に喜んで下さい。

漠然とした不安な気持ち、負のパワーは、次のがんを生み出すきっかけになり得ます。
経験から、がんは不安な気持ちを持つ人の身体を蝕みやすいように感じています。


また、抗がん剤について疑問や不安を持たれているのであれば、正直に主治医に打ち明けて下さい。それから、抗がん剤を専門とする先生のセカンドオピニオンを受けましょう。



【Q3】
2年前にがんが見つかりました。
小さいもので、定期的に様子を見ながら2年が経過しますが、変化はないようです。
最近になって手術を勧められたのですが、気がのらないので迷っています。
どうしたらよいでしょうか。


(この質問者の方は80代の方でした。数年前に妻を亡くし、現在一人で生活をされているそうです。見た目も話をしても、本当にお元気です)

【A3】
元気な様子から、手術は可能であると考えられます。
ただし変化がなく、元気にしているのであれば、気がのらない手術はお勧めしません。


手術をすると、必然的にベッドでじっとしなければならない日が続きます。
この時に、足腰が弱ったり、ぼけてしまう高齢者は少なくありません。
一人で生活しているとなると、なおさらその傾向が強くなります。


また、「何と無く気がのらない」という気持ちは、直感が働いています。
このような場合には、自分の直感を信じて下さい。



今後、積極的な治療を受けるように気持ちが変化してきたら、いきなり手術を受けるのではなく、セカンドオピニオンとして粒子線治療や他の治療も検討して下さい。

日常生活を変えることなく受けられる粒子線治療は、心にも身体にも優しい治療方法です。