最近読んだ本に「与楽抜苦(よらくばっく)」と言う言葉がありました。
これは、仏教で使われる言葉で、「慈悲」を指す言葉だそうです。
( 慈 = 与楽 、悲 = 抜苦 と、それぞれ指します)
この言葉を見て、「粒子線治療は、まさに与楽抜苦の治療だな」と感じました。
粒子線治療は、他の治療と比べると非常に楽な治療であると言えますし、
治療中や治療後に苦しみを感じることが少ない治療だからです。
また、与楽抜苦は、「良いがん治療」のことも表現しているような気がします。
がんを治す事が「与楽」で、治療中や治療後の副作用や障害を少なくする事が「抜苦」です。
「がん治療とは何なのだろうか。」
「粒子線治療とはどうあれば良いものか。」
これらは答えの出ない質問ですす。
しかし、最近はこういったことをよく自問しています。
そんなとき、「与楽抜苦」という言葉に出会い、嬉しくなりました。
読書の楽しみの1つは、このような新しい言葉に出会う事です。
これからも「与楽抜苦」で「幸せな医療の提供」を行っていきたいと思っています。