第38回 煽られやすい国民性 | [粒子線治療][陽子線治療][菱川良夫] 名誉センター長のこばなし ~がんから学ぶこと~

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一般社団法人 メディポリス医学研究所
メディポリス国際陽子線治療センター 名誉センター長
菱川良夫による講演からの小話。

司馬遼太郎作 「坂の上の雲」を読んでいて気になる文章に出逢いました。
文庫本(文春文庫)の(七)「退却」に書かれていたその文章は以下の通り。


「新聞は満州における戦勝を野放図に報道し続けて国民を煽っているうちに、煽られた国民から逆に煽られるはめになり、日本が無敵であるという悲惨な錯覚をいだくようになった。」


国民性は、なかなか急には変えられないものです。
しかし、このような国民性であると言うことを知っておくことも重要であると考えます。


グローバリゼーションが進むと、国民性はなくなるのでしょうか。
500年先の未来を見てみたいものです。


このようなことを考えている時に、先日行われた「桜まつり 健康フォーラム 」を思い出しました。



ある講演で、ネズミの寿命についてのお話がありました。

通常、ネズミの寿命は3年だそうです。

ところが、アフリカに生息するハダカデパネズミ(名前の通り、毛の少ない出っ歯のネズミ)は、30歳まで生きるそうです。なんと10倍。


最近になって、その10倍も長生きすると言う遺伝子情報が解明されました。

ネズミも人も、大きさは違えど同じ哺乳類です。

この遺伝子情報が人に応用されれば、今の10倍長生きできるのでしょうか。


人の寿命が700歳になったら、500年先の未来は誰にでも見ることができそうですね。



我々は、すごい時代に生きています。


一日を大切にして、楽しく勉強し、楽しく働きましょう。


坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
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