優子が落ち着くのを待ってその人は話し出した。



「…あのね、優子ちゃん。実は私もね、

優子ちゃんと同じようにあいつらに襲われたの…」



「…えっ、お姉さんも…」



優子は改めて彼女を見つめた。





「…私はまゆっていうのよ。。」



まゆはゆっくり話し出した。





あの男達はヤクザにつながっていて
若い女の子をレイプしては写真で脅して風俗で働かせたりしていること、自分も同じように脅されていること、
この家はそのリーダー格の男の別荘だということ。。




「じゃ、私も…??」


また涙で顔をくしゃくしゃにしながら優子は尋ねた。

「うぅん、あの男、優子ちゃんが気に入っちゃったのよ…
だから風俗には行かなくていいの。」

まゆは優子の髪をなでた。



「大丈夫よ、優子ちゃん。安心して…ね?」





まゆにこうして抱きしめられていると不思議と安心感が生まれてくる。



初めて会った人なのに、本当に昔から自分のすべてを知っていてくれるような…。

まゆの濡れたような瞳を見つめると自分のすべてを話せる気がしてくる。



「ここに、あいつらはめったに来ないから安心して。
とりあえず、優子ちゃんの顔の傷が治るまでは・・って思って
実家の祖母が具合が悪いからしばらく休むって会社にはいってあるからね。」


もう2,3日私とここで暮らしましょ。

まゆはにっこり笑った。

優子もつられて、微笑んだ。