泡沫政党消えるべし | シイタケのブログ

泡沫政党消えるべし

 夏の参院選をにらんだ新党の結成が相次いでいるようである。渡辺喜美氏率いる「みんなの党」を筆頭に、平沼赳夫氏らの「たちあがれ日本」、中田宏氏らの「日本創新党」、舛添要一氏の「新党改革」が続いている。現在のような自民党の凋落ぶりでは自分の議席が危ないから、今のうちに脱出しておこうと、さながらコオロギから這い出すハリガネムシのような様相である(日本創新党はこの点ハリガネムシではないが、「わしらは自民党とは違いまっせ」とブームに乗じているだけだ)。これらの自民党脱出組の中には、先の選挙で自民党の比例代表で選ばれた議員も多くいる。これらの議員は自民党離党により民主的正当性を失っているのであるから、即議員辞職すべきであろう。

 上記いずれの新政党も、新自由主義的政治、小さな政府を目指している点で、旧来の自民党と変わりがないのであるから、国民はうっかりだまされてはいけない。旧来の自民党より、むしろいわゆる小泉・竹中路線をより突き進める傾向をもっているから、なおさらたちが悪い。このような福祉政策軽視の政党の勢力が拡大しないことを強く望む。どのみちいずれ政権与党に擦り寄ることを考えているのだろう。

 だいたい、このような新政党が、「改革」を名乗ることがおこがましい。国民をだましているも同然だ。現在の日本は資本主義国家で、なかでも充分、アメリカ型の低福祉国家なのであるから、現在の傾向をより強めるのが上記新政党の目的のはずである。したがってこれらの政党は「保守勢力」なのである。「改革」は、日本を福祉国家に転じさせることを目指す政党が用いるべきキーワードであるはずだ。なんでもかんでも「改革」を旗印にすればよいというものではない。新自由主義的政治を目指す政党は、「改革」「創」「新」といった言葉を使う資格がない。これらの泡沫政党は、なるべく早く民主的に淘汰されてほしいものだ。

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