日本の選択肢 | シイタケのブログ

日本の選択肢

 民主党議員の数名が離党して、無所属議員を含めて新党を結成するという。その新党の名前は「改革クラブ」とのこと。構成員の経歴をみてみればもともと自民党系(保守系)議員ばかりであり、このようなことになるのも無理はない。そもそも自民党を離党して最終的に民主党に移った政治家というのは、政策のポリシーがないか、あるいは自民党と同じ志向なのであり、単に自民党で有力ポストに付けそうにないから自民党を離脱しただけだと私はみている。したがって旧社会党などの議員らと同じ民主党で政策志向が一致するはずはないのであり、民主党が今後いわゆる「リベラル」を目指すのであれば、保守系議員にはどんどん民主党から出て行ってもらわなければならないと思う(比例で当選した議員が党を離脱する場合は辞職せよ)。

 ついでに国会議員としての資質が疑われる人物にも退場を願いたい。例えば横峯良郎議員…彼の公式ブログは今年の1月で中断したままだが、民主党幹部から「党のために何も行動せず、何も話してはならない」と強く指示されているのであろうか。だとすれば何のための国会議員であろうか。同じく姫井ゆみ子議員…今回の新党結成メンバーに加わったものの、翻意して離党を撤回した議員である。新党が「民主党切り崩しの受け皿だということが分かった」とのことだが、事前に調査する能力がないのか。そもそも彼女の政策ポリシーは何なのか。彼女の議員活動をみているととても一貫した信念があるとは思えない。裏の顔は司法書士界の利益代表者なのか?

 民主党の代表は今後もしばらく小沢一郎氏のようである。彼もまた元自民党であり、とりわけ新自由主義、新保守主義(ネオコン)に分類される政治家のはずである。自民党議員を続けていてもまったく違和感ない人物であり、自民党と対抗する政党の党首であること自体無理がある(彼は単に自民党の政敵を倒したいという個人的執念で活動しているのであろう)。日本の将来の現実的選択肢(2大政党)の代表がいずれも保守系議員(元同一政党員)とは、民主主義国家としてなんとも情けないことだと思う。有権者の選択肢をそもそも用意していないともいえる。保守系政党は企業・富裕層の代弁者、革新政党は労働者の代弁者として、国民に分かりやすい選択肢を用意しなければならない。民主党は今でこそ自民党との対立色を出すために労働者の立場に立った政策をいくつ掲げているが、民主党の面々をみれば、はたして政権をとったときにその政策を実行するか、とても怪しいのである。

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