皆さんおはようございます!
理学療法士、セラピストフォーライフ認定講師の伊佐次 優一です。
11月3日の祝日の金曜日に開催されます
心身の繋がりから診た運動器徒手アプローチコース〜慢性疼痛・症状編に関する知識について少しではありますが、まとめていきたいと思います。
伊佐次がどのように慢性疼痛、症状を持つ患者さんと接していっているのか、そして皆さんの臨床のヒントに少しでもなれるようにセミナーでお伝えしたいと思っています。
本日は
痛みに対する破局的思考について
長期間持続する慢性疼痛の形成と進展には様々なストレス要因が関連すると考えられています。
また、慢性疼痛において,痛みの経験をネガティブに捉える傾向を評価する破局的思考の重要性が提唱されているとのことです。
破局的思考は
疼痛の破局化の程度を測定する自記式質問紙である
Pain CatastrophizingScale(PCS)
で評価を行います。
主な項目は3つです。
反芻:痛みのことが頭から離れない状態
無力感:痛みに対して自分では何もできないと信じている状態
拡大視:痛みを過大評価する状態
文献ではPCSが高いと疼痛が強いことや、反芻の項目が高いと軟部組織性の疼痛を反映すると報告されています。
本日はここまで!