みなさんこんばんは。

 

本日もブログをご覧下さりありがとうございます。

 

理学療法士、一般社団法人セラピストフォーライフ認定講師の伊佐次です。

 

前回はいい触診?悪い触診?について書かせて頂きました

http://ameblo.jp/ptoste/entry-12259096053.html

 
本日からこのブログではセラピストに欠かせない解剖生理・運動学についても私の勉強も兼ねまして紹介させて頂きたいと思います。
 
もし4月より私が講師を務めますナイトセミナーに
ご参加して下さる方がいらっしゃいましたら事前学習に最適ですので、ご覧いただけると幸いです。
 

では記念すべき一発目!

肩関節編です。

いくつかに分けて発信していきたいと思います。

 

肩関節は①解剖学的関節②機能的関節の二つに分かれます。

 

①解剖学的関節は

骨と骨が接近し関節包や靭帯などによって肩関節の内圧を保ち、支えられる関節です。 

 

1)肩甲上腕関節:上腕骨頭と関節窩からなる関節で球関節です。

 多軸性の運動が可能で、可動性は高いですが、不安定性があります。

 

2)肩鎖関節:鎖骨の外側端と肩甲骨とを結ぶ平面関節です。

 

3)胸鎖関節:鎖骨の内側端と胸骨柄で構成する関節で鞍関節です。

臨床においてはこれらの関節のマルアライメントの調整を行うことが多いです。

 

②機能的関節は

骨と骨も多少離れ、形も適合性という観点で

解剖学的関節からみると不整ではありますが、筋肉や靭帯で支え関節を構成しています。

 

1)肩甲胸郭関節

胸郭の形状や肩甲骨に付着する筋肉の緊張度合に左右されます。

肩関節拘縮など胸郭や肩甲骨の可動域制限と問題とする患者様を担当するときに可動性を評価することが多いです。

 

2)肩峰下関節(第2肩関節)

肩峰下で上腕骨との間にある関節で肩峰下滑液包が存在しています。

肩関節運動時のクッション作用の役割を果たします。

 

 
 

 

参考・引用文献)

①プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版:坂井建雄 他(監訳)、医学書院

 
 

次回は肩関節の靭帯についてです。

 

お楽しみに^^

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

一般社団法人セラピストフォーライフ

 

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少しずつではありますが、集まっているとのことです。

是非一緒に「標準的徒手介入」「オステオパシー哲学」を学びませんか?

 

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