ソリッドシチュエーションスリラーの定番、
映画「SAW」シリーズの最終話、
「SAW Final 3D」、
http://saw3d.asmik-ace.co.jp/

遅ればせながら
レンタルDVDで見ました。


以前「6」を見た際にも
記事を書いたが、
やっぱグロいね。
トシをとるごとに
こういう映像に対する抵抗力が
落ちてきているのを感じます。


なお、
ここから先は、
映画本編の内容に触れますので、
ネタばれOKの方だけ読んでね。


主役のトビン・ベル。
何時見ても凄い存在感ですなぁ。
一見理知的なのに、

内面は非常にエキセントリック、

かつ冷酷。

しかも表情が読めない。

この人がジグゾウとして

ゲームを進めていく存在感に支えられたからこそ、

そのゲームが彼の死で終わらず、

彼の後を継ぐ者とその繋がりというエピソードを膨らませて、

このシリーズはここまで続いたんではないか。

最終的に、

この作品でも、

最後のカギを握っていたのは

ジグゾウだったわけですから。

それだけ彼の存在感は飛び抜けているということでしょう。


以前これも好きで良く見ていた
「Xファイル」TVシリーズにも、
ゲストとして1回だけ出演していたんですが、
未だにその映像やストーリなど、
鮮明に覚えてます。
やっぱり俳優としてのインパクトが
その他のゲストと比べて、
ケタ違いだったからじゃないかなと思いますね。
調べてみたら、
第7シリーズ、
FileNo.718「ブランドX」という作品でした。
タバコとその品種改良のために行われた遺伝子操作、
そしてそれによって引き起こされた突然変異の虫、
というお話。

興味のある方は調べてみたら。


けれど、
シリーズが進んでいくにつれ膨れ上がり、
全ての登場人物を把握するのが難しい現状を逆手にとって、
ゲームの生還者を騙るニセモノが現れ、
その人物に対するゲームが始まるという設定も
なかなかシニカルではないでしょうか。
確かに私自身、
全シリーズを見ていたにも関わらず、
「あれ?忘れてるけど、こんな人も出てたんだっけな?」と
最初は引っ掛かりましたしね。


それに、
完結編となるこの作品で、
映画としての第1作目、
最初のエピソードに語られていたある人物に、
再び鍵を渡して終結させたという点で、
趣向は凝らしてあったかなぁと思いました。
全7作の作品中、
沢山のエピソードが語られましたが、
第1作目中、
メインで語られるストーリーは、
登場人物が二人だけの濃密なエピソードであり、
それだけインパクトが強かったし、
だからこそ私も
第1作を最も高く評価しているんですが、
それに対するオマージュとも言えそうで。
さらに、
ジグゾウのおこなってきた
一連のゲームに伴う医学的処置を、
誰が補助していたのか、という
答えの回答としても有効ですし。

結局、

第1作を見た人にとっては、

シリーズ作全てが、

「SAW」というテーマに収斂していくわけですから。


天晴れ!のエンディングだと思いますよ。


取り敢えずは、
少なくとも、
劇場の大画面で、
しかも3Dで見なくて良かったなと思います。
やっぱどう考えても
心臓には良くなさそうですし。


私が見ている横から、
子供が時々画面を見ては目を逸らし、
とやってましたので、
自宅上映も
それはそれで良くなかったんですがね。