最近のマイフェイバリット作家、
伊坂幸太郎さん。
映像作品を最近DVDで続け見。
どれも良かったので、
前回のVol.1に引き続き
ご紹介とよもやま話しを。


順番はかなり違ってるかも知れないけど、
ま、見た順番って事で。


今回は先ず「アヒルと鴨のコインロッカー」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000ZGSQQO/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_3?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=B002HQOGEG&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=0T7WHVWAZDZEFAYD3SRN
伊坂さんの名をメジャーにした
最初の原作がこれだそうだ。


ここでもボブディランの「風に吹かれて」が
全編を貫いていていて、
「音楽」が伊坂作品の大きなモチーフになってるのが
よく分かりますな。


濱田岳さんが良い味ですねぇ。
今をときめく瑛太さんや松田龍平さんも共演。
後に同じ伊坂作品「重力ピエロ」で主役をはる
岡田将生さんもチョイ役で出演。
なぎら健壱さんもほんのチョイ出なんだけど
存在感あって良いなぁ。
大塚寧々さんも重要なポジションで出てるんですが、
どうも個人的にこの方は余り好きになれないなぁ。
特にこの作品ではぶっきらぼうな役柄なので特にね。
けれどちょいと涙を誘う場面などもあり
その辺だけはちょっと良いかなと思ったが。


引きこもりのブータン人男性を救うために
本屋を襲って広辞苑を盗もうとする二人組、
しかも、
時間を遡って、ペット殺しの話を交え
より謎が増していく、という
マカ不思議なストーリー。

HIVとかガン、性犯罪といった重たいテーマを交えて、
しかもコミカルにという、
これまた伊坂さんらしい、
実にキテレツで笑えて泣ける物語でした。


次に「フィッシュストーリー」
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC-DVD-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E7%BE%A9%E6%B4%8B/dp/B002HQOGEG

さっきの「アヒルと鴨」と
同じ監督やスタッフによって制作された作品との事。


売れないパンクバンド「逆鱗」の
「フィッシュストーリー」という曲を縦軸に、
一つの曲が4つの時空をまたいで繋がり
地球を救う、
というストーリー。
リンク、というのが
伊坂さんのテーマの一つなんだね。
あとは音楽、
それに、
ここでも取り上げているモチーフは
性犯罪です。
今作のキーワード、
そのものズバリ、やはり音楽。
担当は斉藤和義さんです。
そして「正義の味方」。


「アヒルと鴨」から引き続き、
引き摺られキャラで濱田岳さんが出演された他、
伊藤淳史さんや高良健吾さん、
森山未来さん、多部美華子さん、
石丸謙二郎さんなど、
仲々の個性派が集まったキャスト。

「○ストキッド」やら「○ルマゲドン」やら
このブログでも以前チョイと触れたことのある映画、
結構大っぴらにコピってる
(失礼、オマージュというのか)
のが愉快。


最後に「ラッシュライフ」
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%92%E3%83%AB%E3%81%A8%E9%B4%A8%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC-DVD-%E4%B8%AD%E6%9D%91%E7%BE%A9%E6%B4%8B/dp/B000ZGSQQO/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1304086519&sr=8-2

女流画家と俗物の画商に始まり、
新興宗教の教祖と彼を神と憧れる青年。
地上げを受けてる喫茶店の夫婦。
独特の美学を貫く天才泥棒と
画商に干されたその友人。
彼の妻で不倫中のカウンセラー。
職を失くした男。
etc
細く延々と繋がった、
不思議で、しかし世間にありふれている
これら登場人物達の
幾つものストーリーが縦横に入り乱れ、
最後に一つに収斂して、
穏やかにクライマックスを迎えていくという、
典型的なリンク構造の物語。

「だからどうした?」という内容ですけども、
ある意味、最も伊坂さんらしい作りの作品と言えるのでは。
東京芸大の学生たちが制作にあたっているとのことで、
なかなか斬新な映像です。
些か血生臭いのが困りますが。


キャスティングもユニーク。
堺雅人さんや寺島しのぶさんなど、
錚々たるメンツに加えて、
柄本佑さんや板尾創路さんといった
個性的な俳優さん達が
それぞれに独特の存在感を打ち出している。


どの作品も味わい深く
とても楽しめました。
皆さんも宜しければ
是非ご覧ください。


最新作
「ゴールデンスランバー」が未制覇なので、
機会があったら見たいなと思う。


因みに伊坂さんは仙台にお住いだとか。
「アヒルと鴨」や「重力ピエロ」も
仙台を始めほぼ宮城県でのロケだったといいます。
この度の震災では大変だったのではないでしょうか。
少しずつ復興が進んでいるようです。
皆んなで頑張りましょう。