W212 E250エンジン警告灯が点灯
原因はカムアジャスター
2007年前後のベンツのエンジンではカムシャフトを自動調整するカムアジャスターが取り付けられています。
自動調整の仕方がバネとなっているのでバネの力が弱くなると調整が出来なくなり警告灯が点灯したりエンジンの掛かりが悪くなる、始動時にガラガラ異音が出る等の症状が発生します。
診断も難しく基本的には診断機での診断がメインとまりますがエラーが入らない場合も有ります。
今回のW212も警告灯は点灯しておらず、症状はエンジン始動時のガラガラ音で他社さんで色々部品交換したが改善しないと言うご相談がありお預かりしました。
エラーコードが入っていないので経験値での診断となりましたが信頼して頂き作業指示を頂きました。
交換にはエンジン形式に合わせた特殊工具が必要です。
また交換後にエンジンコンピュータのバージョンアップを行うのでSCNコーディングを行うので一般の修理工場では手に負えない作業です。
また費用もディーラーさんで30万超えになる様ですが20万円程で行なっております。
この作業ではタイミングチェーンテンショナーやタペットパッキン、エンジンオイル交換等も同時交換となります。