Masato's Aussie LifeのMasatoです。さて、今回は僕が実際に永住権を取得したキャンベラのビザ状況についてお話しをしたいと思います。

 

皆さんの多くはオーストラリアと言えばシドニー、メルボルン、あるいはブリスベンやケアンズとかは知っているけど、キャンベラ??ですよね(笑)

 

キャンベラがオーストラリアの首都で、人口は約50万人ぐらいの小さな都市です。主には政府系が集結しているまあアメリカで言うワシントンDC的な感じだと思ってもらえたら分かりやすいです。規模はもちろんワシントンなんかよりももっとコンパクトで頑張れば自転車で街を一周できるぐらい大した規模ではないですね。

 

で、本題ですが、オーストラリアへ留学したついでにやっぱ自由でアジア人にとっては非常に住み易く世界一安全で自然災害も少ない国なので永住を希望する方多いと思います。ただ、やはりそれに対する障害となるのがビザ取得までのプロセスですよね💦

 

端的に言うと、まずはDepartment of Home Affairs (オーストラリア移民省)のホームページからSkillSelect EOI (Expression of Interest)を申請しなくてはいけません。そのためには最低でも65点が必須です。ポイントの計算は次のリンクでお試しください。

 

 

 

次のキャンベラがなぜお勧めかと言うと、他の州で申請しようとするとこの上記のポイントでビザ申請する事ができる招待状が送られるかどうかが競争の対象になるからです。で、そうすると基本的には最低点の65では一生招待状は来ません💦 2022年現在の状況を分析する限りでは少なくとも100点は必須でしょう。会計士として申請の場合は恐らくほぼ不可能です。そもそも傾向としてはNo longer invitedって雰囲気じゃないかと思います。

 

その点、キャンベラではACT (Australian Capital Territory)独自のポイントシステムがあります。これは他に州では一切存在しないです。じゃあこれが何がメリットかと言いますと、SkillSelect EOIでのポイントは65で全く問題なしってことが一つで、二つ目はキャンベラに長く住めば住むほど、学位を取れば取るほど、働けば働くほどキャンベラ独自のポイントシステムのポイントが加算されて行く事。

 

なので、他の州では無謀な職種でもキャンベラでは可能性がまだあるわけなのです。これは朗報だと思いませんか?コロナの影響もあってさらにキャンベラ在住者には年々優しくなってきている傾向だと僕は感じでいます。さて、詳細ですが、まずはキャンベラ独自にポイントシステム=Canberra Matrixのポイント加算方法と便利なCalculatorのリンクはこちらです。

 

ACT Canberra Matrix point calculator

 

https://www.act.gov.au/migration/skilled-migrants/canberra-matrix/check-your-canberra-matrix-score-canberra-residents

 

これはもちろんこれからもしくは既にキャンベラに住まれている方が対象となります。もし海外から直接検討されている方は別途Overseas Applicant枠となり、さらに狭き門となります。オーストラリアの別の都市にお住まいの方はぜひ前向きに検討されてみられると良いです。

 

次に申請可能な職種についてですが、大体は移民省が提供しているリストと同じか、多少異なるのも存在します。でも基本はリンクしています。ご自身の職種をしっかりご確認してみてください。最近の傾向としては、会計士はやはりキャンベラですら厳しい状況です。でもキャンベラだけまだ唯一可能性がゼロではないです。

 

 

見ての通りで、満点は195点で、最新の招待状が送られた応募者の最低点数が491 (Provisional PR)ですと105点で、190 (PR)ですと120点あれば大丈夫のようです。もちろんこの最低スコアの応募者が多い場合は、キャンベラのEOIを申請した日が早い順に選ばれます。他は次回のラウンドで恐らく選ばれます。

 

日本人の多い他の職種を見ていきましょう。次はRN (Registered Nurse = 正看護師)は比較的に取りやすい状況です。

 

 

491は75点で、190は110です。いかがですか?このポイントは連邦政府管轄のEOIのポイントではないので勘違いされないように。移民省のEOIはあくまでも65点で問題なしですから。ちなみにRNを希望されている方でしたら、僕の妻が現在キャンベラでRNとして働いていますし、ビザもこの職種で取得済み。僕自身もこの辺にはかなり詳しいのでぜひこれからキャンベラ移住を覚悟してオーストラリアに永住をしたいと思っているそこのあなた!僕に連絡ください。色々お手伝いできるサービスを安価で提供しています。更に、僕はPTEの英語試験のエキスパートとして日本人ではかなりレアな人間ですがZOOMにて指導しています。英語試験や一般英語コースに関しましては僕の英語ブログページやJAMS広告をご参照下さい。

 

僕の個人的な英語ブログサイト

 

JAMS広告

 

 

さて、他にもIT、エンジニア、シェフ、現地小学校の先生等も日本人に多い職種ですよね。これらも一応見てみましょう。

 

 

まずITですと、ポイント的には一番の下のが比較的に取りやすいですね。お勧めとかは特にないですが、僕自身は下から二番目の職種でビザを取得しました。現在は491が80点で190が100点ですね。ただ、ITは仕事をキャンベラでゲットするのがなかなかハードです💦 なのでぜひ大学院修了後のPY (Professional Year)中にemployれるように死ぬ気で探しましょう!

 

次にエンジニアはどうでしょうか。

 

 

比較的にITと同じような傾向かなと思います。つまり491は75〜85点で190は最低100点。ANUでエンジニアの学位を取られることをお勧めします。まあ、普通にビザは問題ないでしょう。ただ、エンジニアもITと同様にPY中に仕事を得れるように努力しましょう。

 

なんと言ってもシェフも多い職種なので外せないですよね。僕の知り合いもいるぐらいですから。さあ最低点数は?

 

 

意外とエンジニアやITと同じような傾向ですね。シェフに関してはPYはありませんので、実務経験が全てとなります。

 

最後に現地校の先生もたまにいるので挙げておきましょう。

 

 

なんと、491では幼稚園や保育園等の先生しか可能性が低そうですね。もちろん次のラウンドではどうなるかは誰も予想はできませんが。190では小学校と特殊教育の先生以外は110点で招待状がきていますね。この職種を希望の場合はキャンベラ大学がおすすめかと思います。

 

と言うわけで、こんな状況が僕が住むキャンベラです。もちろんいいんですよ、シドニーやメルボルンに住みたいしそこで永住権が取りたいなら。でも時間と可能性を買いたいなら今すぐ荷造りしてキャンベラに引っ越ししてしまいましょう!そして僕に連絡ください。

 

以上現場からでした。