本日は少し私自身が住んでいるオーストラリアの永住権申請で必要な英語の点数について語ろうと思います。
90年代より前まで遡ると、移民局へ手紙を一通送るとかぐらいの簡単な手続き等で永住権取れてた時代もあったみたいです。ちなみに私の友人のイギリス人は永住権を取りたいと移民局へ問い合わせをしたところ、国から片道の航空券を出してもらった上に5年更新手続きも一切免除の永住権をもらえた見たいです。とは言っても彼の場合は1980年代まで遡るので、今とはまるっきり移民法も違いますが。今では考えられない時代でしたね!
さて、本題ですが、現状としては、オーストラリアの移民法は年々益々厳格な感じになってきていますよね。近年のテロや違法難民ボートの増加や悪化により、15年前ぐらいだとカナダと同様に最低限の英語力で比較的に永住権や就労ビザが取りやすい国の一つでした。短期就労ビザだと英語試験IELTS4.5 or 5.0ぐらいでオッケーでした。近年このビザは外国人労働者の搾取問題等により廃止となり、リプレースされた新たな中長期就労ビザで要求される最低英語レベルも高くなってますよね。大体の職種で6.0近く必要となってきてます。下の表と見てもらえれば英語試験の点数とレベル分けがはっきりしてます。
Competent levelというのが今や大体の職種に於いて要求されていますよね。ただ、4技能試験の中でも様々ですが、IELTSは多くの方が7.0を達成するのに苦労してる試験の一つです。TOEFL iBTは私個人の意見としては、少しオーストラリアではマイナーな試験かもしれませんね。決してSuperior levelを取るのが困難だとは思わないですが、イギリス英語やオーストラリア英語に慣れている方にとっては多少てこずる試験かも?!OETは基本的には医療・看護系の学生とかには向いてますが、そう言ったバックグラウンドがない方にとっては対策を取るのに時間が結構必要となるのでお薦めできないです。Cambridge英検は受験するレベルによっては結構タフです。ただ、基本はイギリス英語なのでリスニングやスピーキングは比較的取り組み易いです。
最後にPTEですが、はい、一番お薦めします!総合的な英語力を比較的短期間で伸ばせる一番いい試験です。しかも、Superior levelを目指している方には必見です。私自身も以前はIELTS8.0 eachを目指して取り組んできましたが、途中からPTEの存在を知ってから完全に切り替えました。IELTSはそれぞれのバンドで8.0以上取得はしておりますが、一回の試験でストレートに4技能8.0は一度も残念乍ら成し遂げたことがありません。
PTEは当時の私みたいに非常にIELTS8.0にクロースな方、若しくは逆に全然IELTSでは目標のバンドレベルに達成できない方には非常に有利な試験です。いきなり試験の種類を変更することには抵抗があるかもしれませんが、最終的には短期間で大体の方は目標点数に達成してます。しかも、4技能、特にSpeaking and Listeningがすごく伸びます。例えば苦手だった発音強制が自然にできた、流暢性がみるみるうちに上がった、英語のニュースが細かいところまで聞けるようになったとか。IELTSのような人工的に作成されたリスニング問題とかを勉強してもはっきり言って対して伸びません。PTEに出てくる問題は全て生のものから抜粋しているので、より自然な英語表現が学べたり、IELTS特有の不自然な会話もないので、勉強してても飽きないです。
Sole traderとして最近始めたPTE Dreamは皆さんの英語試験のお悩みに答える為に日々研究と実践を欠かさず努力してきております。まだまだ私自身も英語学習者の一人として教え子とのインタラクションを取ることによってシナジー効果が日々たくさんあることに非常に感謝しています。
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Masato
PTE Dream
Program Founder