前記事の腹直筋離開について読んでいただけましたか??


今回は産後の腹直筋離開を悪化させてしまう腹筋運動と姿勢について。


産後のぽっこりお腹が許せなくて腹筋運動頑張ってるママさん多いんですよね… 

 実はそれ絶対やっちゃダメなエクササイズです❗️❗️
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あまりやりすぎると…
尿もれ、腰痛などは助長することになり、腹直筋離開もひどくなってしまうかも😨↓
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こんなお腹になっちゃったりして😱





なぜかというと… 



お腹は腹腔とも呼ばれまずが1つの袋で、中で腹圧がかかりますね。

↓左上の赤でくくってるのが腹腔。 
内臓を入れておくお腹のスペースと思っていただいたら良いかと。
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腹腔の周りにある筋肉がインナーユニットの4つの筋肉(右上イラスト)で、

袋の…(箱でもいいです)
上面→横隔膜
前面→腹横筋
後面→多裂筋
下面→骨盤底筋    にあたります。
想像してくださいね。
 

妊娠によって腹直筋が伸びると前回話しました。実は骨盤底筋も伸びます。
骨盤底筋は膣、尿道、肛門3つの穴を締めておいて臓器を支える役目があるので、赤ちゃんが重たくなって押されながらも頑張ってくれます💦
さらに出産で膣の穴から赤ちゃんが出てくるので、傷つきます😰 
(骨盤底筋についてはまた今度まとめますねー)


つまり、
→腹直筋と骨盤底筋は弱くなっている
→袋の前面と下面が脆い
 


腹筋運動をすると、肋骨と骨盤を近づけてこの袋を潰す形になりますよね??(腹圧が高まる)


高まった圧は脆い方に逃げます。
前面と下面に圧がかかり、内側から押され…  

腹直筋離開がさらに広がったり、骨盤底筋が締まらなくなり尿もれ、腰痛、臓器脱、骨盤痛などのリスクが高まるかもしれません。


原理は分かっていただけますかね??
 


ということは、立位姿勢や座位姿勢でも同じです。肋骨と骨盤が近づいてしまいお腹を潰してしまうと腹筋運動と同じ現象が起きます。
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なのでいつも肋骨と骨盤を引き離すストレッチから教えています♡♡


これは産前も産後も一緒。
良い姿勢を保つには産後とかも関係なく全員気をつけたがいいです。悪い姿勢を続けると出産歴がなくても腹圧のかかり方がまずくて尿もれや痔になる方もいますので。


だから、腹筋運動はしないでくださいー!
まず肋骨と骨盤(お腹)を引き離すストレッチやインナーユニットエクササイズをした方が良いかと。十分痩せます。したければ産後5.6ヶ月経つ頃からやるといいでしょうカナヘイうさぎカナヘイ花カナヘイキャンティ