10月11日(日) 快晴
朝から陽の光が眩しかった今日
1歩外に出て少し冷たい空気を吸い、いつもの様に
仕事場へ向かった 「…日曜日だぜ」 もう1人の俺が言う
今年のプロジェクトは過酷で日曜日と言う休日なんてほぼ関係ない!
バックを持つと親友からLINEが届く 「今日も仕事かい?」
お気楽なスタンプと共に
「おはよう!今日も仕事、頑張るよ~」 とすぐ返す
いつもは社有車で仕事場に向かうのだが、本日は愛車で仕事場へ
普段愛車は乗らないのでバッテリー上がりを心配しつつ眩しい朝日に
包まれ海岸通りを走る
今年の仕事場は漁港内の一角に事務所を建てた 今年いっぱいの
仮事務所だが、必要な物はすべて揃っているので不便はない
コンビニで買った朝食のパンを囓りながらパソコンの電源を入れる
毎日、同じ事の繰り返しのパソコン作業、視力も悪くなる一方…
特に日曜なので真剣さが無い TVの電源もONにし、音を聴きながらの仕事である
2時間くらい意外と真剣に書類を作っていると 遠くでお母さんとなっちゃんの声がする
窓を開け挨拶 「なっちゃんおはよう~」 照れたなっちゃん声になってないが
おはようらしきポーズ 「今日も事務所で仕事って聞いてたのでこっちまで
朝の散歩に来ちゃいました~」とお母さん 前日、「明日も事務所で
仕事かな…」 散歩に来ておじさん達の仕事を見学していたなっちゃんに
話していた ん? 俺に逢いたいのはなっちゃんなのか…お母さんなのか…
若い娘2人、おじちゃんに逢いたいなんて悪い気はしない
「おじちゃんのお仕事終わっちゃったらもう散歩しても居ないから寂しくなるね…」
お母さんがなっちゃんに話しかける
太陽の反射で光る海面を見ながらなっちゃんより寂しそうに… まずい………
ん? おじちゃんに逢いたいのはお母さん…的な話し方
「なっちゃんはおじちゃんとママどっちが好き?」 とお母さん、なんという質問をするんだと
心で思ったが、なっちゃん照れて答えず、おじちゃんドキドキするも安心…
今日のお母さん、ずいぶんたたみ掛けて来る
朝、夕毎日顔を合わせ、話しをするようになって、なっちゃんも懐いてくれて…
よく知らないおじちゃんなのにそこまで言われるのは…まずい…
俺の思い過ごしか… 歳をとっても女心には理解に苦しむ…
なっちゃん、石を拾っては海にポイしながら遊んでいる
下手すると嫁より顔を合わせてるかも…
かと言ってせっかく親しんで逢いに来てくれているのに蔑ろにする訳にも
行かない! このプロジェクトが終わると事実ここから撤収となる
考えると寂しくなる!まあなるようになれ、なるようになる!
と、少し暖まった風を受け眩しい海面を見ながら想う俺だった…
…続く