楽譜作成ソフトとしてMuseScoreは老舗で特にフリー版でも制限はあまりなく,以前にも少しだけ使ったことがあります。
・フリーの楽譜作成ソフトMuseScoreでヴィオラ譜をヴァイオリン用に高音部記号に書き換えてみた
今回はMuseScore4でスコアを作ってみているところで,その操作などで少し気がついた事をメモしておきます。
MuseScore4の作業画面です。
画面上部に音符入力のツールバー,左に調号や拍子,音の強弱などを書き込むパレットなどがあります。

1. 作成開始
新規作成ではまず使用楽器を選択します。それなりの譜面を用意しまっせという事ですね。
弦楽器は「擦弦楽器」という胡弓か馬頭琴かという項目から選びます(^^;;;;;;;。
各楽器を選んでいくと,名前と音部記号の書かれた譜面が用意されます。

・フェルマータを入力できるようにしておく
なぜかデフォルトではフェルマータ入力がありません,,。
パレットに「ブレスと休止」を追加しておきます。

・編集時には再生音がしないようにしておく
音符を入れるたびに音がするのはわずらわしいので,画面最上部の音再生の設定でチェックをはずしておきました。

2.音符などの入力
譜面が用意されれば,あとは五線譜上にマウスで位置指定して音符などを入力していけば良いのですが,以下は私なりにこうすれば便利とかこうすればできるとか思った事です。
1) ツールバーのショートカットキーを使う
右手でマウスを操作して五線譜上のポイントから作業画面上のツールバーに移動し,また五線譜のポイントに帰ってくるのは面倒です。
ここはツールバーの各項目に設定されているショートカットキーを左手で使うと楽ですし,特に音符入力モードと編集モードを切り替える"N"と[ESC]キーを私は頻繁に使っています。(残念ながら休符にはショートカットはないようです,,)

2) 音符記入のちょっとした操作法
下図は何の曲でもない(^^;;;;,音譜ですがこの各音符記入の操作法の例です。

(1) 連桁の変更
(2) 休符を挟んだ音符の連桁
八分音符などが続くとデフォルトでは各拍子ごとに連桁("れんこう"と読むらしいです)がつながりとして書かれます。これを音の流れとして変更しています。
連桁の操作はプロパティの項目ですが,編集モードで対象の音符を選択していないと出てきませんので要注意です。(青いのが選択している音符です)

ま,この連桁がないと音の流れ,フレーズが瞬間的に見えませんもんね。
(3) 連符
連符は細かい音符を並べるのではなく,全体の長さの一つの音符(休符)を細かく連符の数に分ける操作で,分けた後に各音符の音程を設定します。
下図は3連符を選択した例ですが,この3連符アイコンのボタンでは選択ウインドウが開いて分ける連符の数が選択できるので心配無用です(^^)。

(4) 繰り返し記号の1番カッコが複数段につながっている時
1番カッコの始点の小節から終点の小節までを選択し,パレットの1番カッコボタンをクリックするときれいにできます。
1番カッコはパレットからドラッグドロップしても置けますが,段が変わる場合にカッコの線が用紙の端まで行かないと次の段に進まないので,,,あまりきれいにはできません(^^;;;

3.小節や音符の範囲指定とコピペ,複数選択など
楽譜作成ソフトは面倒な点もありますが,良く似た動きや同じ音の動きの小節や音符をコピペして作っていけるのも利点ですね(^^)。
MuseScoreも小節や音符の指定を活用して少しは楽ができるようになっていて,
指定方法はExcelのセル指定と同じような感じかなと思っています。
・範囲指定
始点:クリック → 終点:[shift]+クリック
(小節は音符のない空白部,音符は音符をクリック)
・複数の離れた音符指定
最初の音符:クリック → 他の音符:[control](Macはコマンド)+クリック
下図は小節の範囲指定でのコピペ,音符の範囲指定での長めのスラーつけ,二つの離れた音符にシャープ(あまり意味はないですが(^^;;;;)をやっています。

4.小節の追加と削除
譜面を書いていく時に小節数をあらかじめ決めておかなくても適当に増やしたり減らしたりができます。ま,当然ですが(^^;;;
・小節の追加はいろんなパターンでできます。

・小節の削除は末尾か選択部分でできます。

以上,使い始めたばかりでまだまだ慣れていませんが,,,なんとかやっています(^^;;;。
楽譜作成ソフトは各社ともでしょうが,なかなかクセがあるようです。言葉やアイコンが何を表してどう動くのか,やってみないと分からない事が多いですね。
うむ,,本家のヘルプページで疑問点の解答を探すのはどうにも検索の語彙がヒットしないようで訳が分からなくなります。
ただこのMuseScoreはさすがに老舗で,Web上に情報がたくさんあって助かります。まずヘルプよりgoogle検索をしてみると解説されていたり,本家の解説部分へのリンクがあったりで解決することの方が多いですね(^^)。
ちなみに今はピアノ伴奏版しかない曲を弦楽合奏でやれないかという魂胆でスコアを作ってみています。ま,和声の知識など皆無で,ピアノの音の各楽器へのバラマキです(^^;;;;;;。
スコアは音で再生させると少しはチェックできますが,さてどうでしょうか,,。
スコアからパート譜には自動的に落とせるので,その点は楽なのですけどね。
・フリーの楽譜作成ソフトMuseScoreでヴィオラ譜をヴァイオリン用に高音部記号に書き換えてみた
今回はMuseScore4でスコアを作ってみているところで,その操作などで少し気がついた事をメモしておきます。
MuseScore4の作業画面です。
画面上部に音符入力のツールバー,左に調号や拍子,音の強弱などを書き込むパレットなどがあります。

1. 作成開始
新規作成ではまず使用楽器を選択します。それなりの譜面を用意しまっせという事ですね。
弦楽器は「擦弦楽器」という胡弓か馬頭琴かという項目から選びます(^^;;;;;;;。
各楽器を選んでいくと,名前と音部記号の書かれた譜面が用意されます。

・フェルマータを入力できるようにしておく
なぜかデフォルトではフェルマータ入力がありません,,。
パレットに「ブレスと休止」を追加しておきます。

・編集時には再生音がしないようにしておく
音符を入れるたびに音がするのはわずらわしいので,画面最上部の音再生の設定でチェックをはずしておきました。

2.音符などの入力
譜面が用意されれば,あとは五線譜上にマウスで位置指定して音符などを入力していけば良いのですが,以下は私なりにこうすれば便利とかこうすればできるとか思った事です。
1) ツールバーのショートカットキーを使う
右手でマウスを操作して五線譜上のポイントから作業画面上のツールバーに移動し,また五線譜のポイントに帰ってくるのは面倒です。
ここはツールバーの各項目に設定されているショートカットキーを左手で使うと楽ですし,特に音符入力モードと編集モードを切り替える"N"と[ESC]キーを私は頻繁に使っています。(残念ながら休符にはショートカットはないようです,,)

2) 音符記入のちょっとした操作法
下図は何の曲でもない(^^;;;;,音譜ですがこの各音符記入の操作法の例です。

(1) 連桁の変更
(2) 休符を挟んだ音符の連桁
八分音符などが続くとデフォルトでは各拍子ごとに連桁("れんこう"と読むらしいです)がつながりとして書かれます。これを音の流れとして変更しています。
連桁の操作はプロパティの項目ですが,編集モードで対象の音符を選択していないと出てきませんので要注意です。(青いのが選択している音符です)

ま,この連桁がないと音の流れ,フレーズが瞬間的に見えませんもんね。
(3) 連符
連符は細かい音符を並べるのではなく,全体の長さの一つの音符(休符)を細かく連符の数に分ける操作で,分けた後に各音符の音程を設定します。
下図は3連符を選択した例ですが,この3連符アイコンのボタンでは選択ウインドウが開いて分ける連符の数が選択できるので心配無用です(^^)。

(4) 繰り返し記号の1番カッコが複数段につながっている時
1番カッコの始点の小節から終点の小節までを選択し,パレットの1番カッコボタンをクリックするときれいにできます。
1番カッコはパレットからドラッグドロップしても置けますが,段が変わる場合にカッコの線が用紙の端まで行かないと次の段に進まないので,,,あまりきれいにはできません(^^;;;

3.小節や音符の範囲指定とコピペ,複数選択など
楽譜作成ソフトは面倒な点もありますが,良く似た動きや同じ音の動きの小節や音符をコピペして作っていけるのも利点ですね(^^)。
MuseScoreも小節や音符の指定を活用して少しは楽ができるようになっていて,
指定方法はExcelのセル指定と同じような感じかなと思っています。
・範囲指定
始点:クリック → 終点:[shift]+クリック
(小節は音符のない空白部,音符は音符をクリック)
・複数の離れた音符指定
最初の音符:クリック → 他の音符:[control](Macはコマンド)+クリック
下図は小節の範囲指定でのコピペ,音符の範囲指定での長めのスラーつけ,二つの離れた音符にシャープ(あまり意味はないですが(^^;;;;)をやっています。

4.小節の追加と削除
譜面を書いていく時に小節数をあらかじめ決めておかなくても適当に増やしたり減らしたりができます。ま,当然ですが(^^;;;
・小節の追加はいろんなパターンでできます。

・小節の削除は末尾か選択部分でできます。

以上,使い始めたばかりでまだまだ慣れていませんが,,,なんとかやっています(^^;;;。
楽譜作成ソフトは各社ともでしょうが,なかなかクセがあるようです。言葉やアイコンが何を表してどう動くのか,やってみないと分からない事が多いですね。
うむ,,本家のヘルプページで疑問点の解答を探すのはどうにも検索の語彙がヒットしないようで訳が分からなくなります。
ただこのMuseScoreはさすがに老舗で,Web上に情報がたくさんあって助かります。まずヘルプよりgoogle検索をしてみると解説されていたり,本家の解説部分へのリンクがあったりで解決することの方が多いですね(^^)。
ちなみに今はピアノ伴奏版しかない曲を弦楽合奏でやれないかという魂胆でスコアを作ってみています。ま,和声の知識など皆無で,ピアノの音の各楽器へのバラマキです(^^;;;;;;。
スコアは音で再生させると少しはチェックできますが,さてどうでしょうか,,。
スコアからパート譜には自動的に落とせるので,その点は楽なのですけどね。