4月のPTAの主な活動は
●前任からの引継ぎ
●総会での拍手
●PTA活動を支えるパパ、ママの担当決め
このパパ、ママの担当決めがかなりやっかい。
95%くらいの人が、PTAの活動なんてやりたくない。
PTAの活動には、色々な活動があって、運動会や学校行事でのお手伝い、校区の見回りなど地域活動に関わることが多くある。
その活動を執り行うために、PTA、部長、副部長、部員とそれぞれにパパ、ママが選任される。
この選任するときに色々と事件が起こる。
まず、7~8個ある係に選ばれるのも、立候補と、なかば強制的に係に選ばれる方がいる。
年に2回、係に選ばれた人が集まって、担当の割り振りなど行う時間が設けらる。
4月はその第1回が開催される。
各係りの担当を決めるのもひと苦労。
だれもやりたくない係の部長、副部長なんてもっとやりたくないので、すぐには決まらない。
じゃんけんや、くじ引きで決めるのだが、決まった方は、生贄にでもなったかのような表情がなんとも言えなかった。
なので、ちょっとでも気分が良くなるようにと、じゃんけんで最後まで勝った方にお願いした。
ここまでは良い。嫌々でもその集まりに来てくているからだ。
係に強制的に選ばれた人で、なにも連絡せず集まりに来ない人がいる。無断欠席だ。
こういう人を「幽霊部員」というらしい。
この「幽霊部員」の扱いが、これまた面倒。
無断欠席で、連絡もなく、こちらからの連絡も応じず、だんまりを決め込み、担当を振られているにも関わらず
なにもしない。
この「幽霊部員」のふるまいが、他の部員さんの士気にかなりかかわるのだ。
「選ばれているのに何も応答しないだけでほぼ免除状態になるのはおかしい」
「だんまりを決め込むことで、なにもしないのはずるい」
「連絡がついても、忙しい、対応できない、という理由で活動されないとのことだが、みんな忙しいしやりたくない
そんな個人的な理由でなにもしないのは違うと思う」
ごもっともな意見だ。
「PTAアレルギー」とでもいうのか、幽霊部員さんには、「PTA」と聞くと拒否反応をしめす人もいる
過去の事例なども前任の方や現役の方から聞いていると、年に数人、「幽霊部員」になる人がいて、ごたごたするらしい。
その対処の仕方は「フェードアウト」だそうです。
有耶無耶にして、終わらせるのだそう。
深追いもせず、たとえ連絡がついたとしても、説得することなく、先方の希望通りの対応をするのだと。
係の人たちには「連絡がこないんです」と有耶無耶に。
おそらくこれではPTAアレルギーを引き起こす人が増えても仕方ない。
ただ、PTAの活動を少しやってみて思ったことがある。
「心に余裕があるかどうか」
少しでも余裕のある方は、嫌々でも活動に参加していただけていると思った。
心に余裕がないと、このような活動ができないんだろう。
仕事や家庭環境、様々なところでストレスをかけられ心の余裕がなくなっていると思う。
そのように考えてみたら、私の家庭や仕事は、かなり恵まれているし、幸せなんだと思うことができた。
PTAや地域の活動をしている人は「心に余裕がある大人」なんだとわかることができた。
私も、心に余裕があるんでしょうか?
次回 どうなる!?運動会の準備