
正確には
50年ぶりくらい。
子どもの頃に母と来た記憶があります。
母が大好きだった店に来ました。
お墓参りより意味がありそうです。
そうして私は、
結構感動しましたよ。
洋裁を始めるにあたって
不安がありました。
自分が既製服に感じる魅力は
デザインと布の柄。
近所の裁縫の店に行っても、
魅力的な布はありません。
じゃ、満足出来ないのでは?
でも、大塚屋は違っていました。
海外の布も、
素敵な柄も、
素材も
マリメッコも
sou.souまでもが
揃っているのです。
大満足。
二時間の弱の待ち合わせ。
全体を見るだけでだいぶかかり、
ちょっと革クラフトに魅せられて時間がかかり
裁ちばさみの左利き用を見つけて購入。
和服のリフォームの本をみてしまい
ワードロープ用のカーテン布も決められず
あぁ、時間がないよ。
sou.souだけは買いたい。
時間かけて購入。
もう約束の時間。
ぎゃ、大人の服の生地が
全く買えてない!
そんな
大塚屋滞在記。
わい、また行きたい。
他の店もあるしね。
それはそうと
生地を買いに来る人って
ものすごく多いんやね。
大繁盛でした。
お母さん、あなたの大好きだった大塚屋。
私も大好きになりそうです。
ここで、安い生地をみつけて
服をいっぱい作ってくれてたんだね。
子どもの頃
既製服を着た記憶がなくて
逆に既製服に憧れてしまった親不孝な娘。
今、
心から思う。
少女漫画の主人公がきていた服を
絵に描いて作ってもらっていた幸せを。
決して裕福ではなかったから
私のデザインした服を作るために、
母は、ここに来て
安くて、素敵な布を探してたんやなぁ。
でも、幸せな時間やったはず。
ありがとう、お母さん。
やっと来れました。
布を買いに。
あなたの好きな場所に。
あなたが生きた四十七歳を私はとっくに超えました。
明日はお墓に、会いに行きますよ。