“さや侍” | ★愛と正義の営業★生保マン奮闘記

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生保営業マンの徒然日記です。
日々の活動や生活から感じた事、
遭遇した出来事などを綴っています!

最近移動距離が一日300kmに達する日もあり・・・

いつも同僚のHMさんから新作DVDを大量にいただきながら、

車内にて映画鑑賞の日々が続く・・・。

本日、今更ながら、

“さや侍”を観ることとなった


松本人志監督作品とのことで、

正直あまり期待せずに何気なく見ていたが・・・

内容が殊の深く、

現在の我々の生き方を思わず考えさせられるほど、

インパクトを感じてしまった・・・。


妻を病で亡くし自信を失い刀をすてて“さや”のみを腰に下げ・・・

死罪になる罪の脱藩してしまい、

一人娘と逃亡の旅に出る野見勘十郎・・・。

そのうちお縄となり、本来なら切腹と為るハズが、

変わり者の殿様の嗜好で、


母をなくし笑顔を失ってしまった若君を・・・

一日一芸で30日以内に笑わせた場合、無罪放免となるという、

“三十日の業”を課せられる・・・。





一日一日と笑わせることができず・・・

娘は武士としての希望と生きる望みを失ってしまった父に、

生き恥を書き続けること無く切腹する事を強く進めるが・・・

そうのち30日目を迎えることとなり・・・、

やはり笑いと取ることができながったが、

殿様の特例措置により、

切腹の御前で辞世の句にて許すことを提言する・・・。

御前へと向かう道すがら、


一人の僧侶にぶつかり、娘への文を託すことになる。



野見勘十郎は周囲の期待に反し・・・

娘への父としての背中を見せるため、武士としての最後を決意し・・・

免罪を捨てて、切腹の道を選択することとなる。

壮絶な切腹のあと・・・

それまで空虚であったさやに刀を納めて絶命する。

その後、娘は呆然と父との思い出の軌跡を辿り、

父がメッセージを託した僧侶と出会う。



父が娘に贈る最後の言葉を僧侶が読み上げつつ・・・、

そのメッセージに途中でアコースティックギターの演奏がのせられ、



鎮魂歌の調べが奏でられることになる・・・。

その歌が父から子への想いがいっぱいに込められており・・・

つい感動して聞き行ってしまう事となった!



親が子供へ見せる“背中”は日々、大変重要だと感じている中、

三人の息子たちに親父としての生き様を見せること・・・

あらためて自分自身の子供達との接し方をふりかえさせられる事となった




キャスト

野見勘十郎 - 野見隆明
たえ - 熊田聖亜
門番の倉之助 - 板尾創路
門番の平吉 - 柄本時生
三味線のお竜 - りょう
二丁拳銃のパキュン - ROLLY
骨殺師ゴリゴリ - 腹筋善之介
若君 - 清水柊馬
托鉢僧 - 竹原和生
多幸藩家老 - 伊武雅刀
多幸藩藩主 - 國村隼