色々な隙間休みを合わせて、旦那氏とお出かけしてきました。
オチも何もないですけど、記録に残します。


遠距離現在 @新国立美術館

・・・すごいよかった。
美術館は私にとって非日常。
美術館の刺激は日々の生活で忘れていた脳内の細胞を活性化するような気がします。
大好きな感覚目がハート


現代アートはエグいものも多いですが。
インパクト勝負ではなく、ジワジワくるようなストーリー性の高いテイストの作品が多く、私好みで大満足です。

特に、徐びん、のインスタレーションが印象に残りました。


トンボの眼

81分の長編映画です。
アート映像としては長め。
映像は一時代前の香港映画のテイスト。
(1994年の恋する惑星みたいな)
ストーリーはすこしズレた男女の恋愛模様です。

なんと全く知らない人の、実際の監視カメラの映像などを繋ぎ合わせて作られたのだそう。
だから解像度が低い暗めな映像が多く、全体的に不穏な雰囲気ダッシュ


ストーリーもなかなか見応えありましたが、
メイキング作業自体がアートでした。

男女の恋愛の機微なんていう濃厚な情報を、観客に伝えられるくらい、監視カメラ映像が豊富。
=データになる画像が豊富にある
=市井の人が四六時中監視されているということもやもや

さらに、それがオンラインで誰でも閲覧、利用可能なんだそうです。

秘密も公開すれば秘密ではなくなり、世間の興味の対象から外れますが、誰かのプライベートも公開すれば、プライベート味が薄れ、興味の対象から外れるんでしょうか?
などと考えてしまいます真顔


また、作中では顔を変えて別人の生き方を手に入れる「整形」がテーマで出てきます。
監視カメラで追っている人間は本当に見た目から認知できる本人なのか?


ストーリーだけでなく、映像もその外側もが問いかけてくる、何層にも仕掛けられた作品でした。
見るだけで脳の普段使わない部分が活性化して、とてもリフレッシュできた気がします。


いい展示を選びました。(←旦那氏が。thanx)


その後は青山の天ぷら屋さんへ。
お寿司もそうですが、職人さんが揚げてくれる天ぷらって美味しいですよねルンルン
(喋るのに夢中で写真はゼロ)
旦那氏は天ぷらのコースだけだと、量が足りないんだそう・・・夜もガッツリ食べてました。
(信じられないー驚き


さらに、天ぷら屋さんに向かう道中で紅茶専門店を見つけました♪
最近、会社の仲間が紅茶好きとわかり、より一層仲良くなったところ。

教えてあげなくちゃーキラキラ