減量7 (階級変更について) | パフォーマンス向上スペシャリスト岳のmy own wards

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岳 大宮司の雑記やダイエットに役立つ情報を不定期に発信します

気がつくと月に数度しか更新しないブログですが、facebookとtwitterに傾向しがちで疎かにしてしまいます。

たまには長文をということで本題どうぞ。


ボクシングと違ってMMAはそもそも無差別でVTとして行われていた為か、階級が極端に少なかったです。

ここ数年、修斗以外の団体、特にUFCにおいて軽量級が増設された為、70kgの選手が65kgに、65kgの選手が135lbs(61.2kg)なら落とし幅が少ないからと下の階級で戦う決断をされるケースが多い様です。


ボクシングの歴代日本人世界王者の80%以上が60kg以下ということを見ても骨格的に世界と勝負出来るのがそれぐらいということでしょう。


では、軽い階級に落とすアドバンテージ(有利点)、ディスアドバンテージ(不利点)は何なのでしょうか?

ざっくりとですが、

アドバンテージ
・体格差
・筋力差



ディスアドバンテージ
・俊敏性
・スタミナ


といったところでしょうか?

上から順に説明していくと


・体格差
身長、骨格が大きいというのはそれだけで有利です。UFCの各階級王者を見渡しても、殆どが高身長で手足が長いです。リーチ差は打撃、組み両局面で広いCageだと更に有利になると思います。

・筋力差
筋力差に関しては元々パワーが上の階級でも平均レベル以上あることが前提です。正しい減量を行えれば筋量の落ち幅は最低限で済み、筋力はアスリートの場合かなり筋量に比例しますので、筋力で優位に立てれば組んだときに優位に立て、相手のスタミナを削りやすくなります。

・俊敏性
最大スピードは大きい筋肉の方が生みやすいですが、動きの俊敏性に関しては身体のフレームが小さい方が一歩で動く距離が短い分優位です。逆に大きい分動かす距離が長くなるので遅くなります。

・スタミナ
身体のフレームが大きく、筋量で優位に立てる分それを動かすのにより大きなエネルギーが必要です。
イメージ的にはRPGでMPは一緒で、攻撃呪文の威力が上がる分MP消費量も増えてしまうという感じでしょうか。(ゲームやらない人はすみません)

エネルギーのリカバリー能力は心拍数の落ち方で決まってきます。大きなフレームの人はそれだけ心肺に負担をかけますので、戻りは遅くなりやすいです。
プラス、減量幅が増える分より多くのトレーニング時間を割く or エネルギー摂取量が減る為、疲労が抜けにくく本来追い込み時に高めたい心肺機能を強化しきれないということになりがちです。


ということは、必然的にフィジカルトレーニングで強化するべき部分、優先させなくてはいけない部分が決まってきますね。

逆に階級を上げる際はこれの真逆になりますので、それを踏まえた上で行なっていく必要があります。

僕は階級は落とすよりも上げる方が辛いと思いますので、ただ減量が楽だからという考えでは絶対上げない方が良いと思います。

一番危惧したいのは、絶対に試合毎に階級を変えない様にした方が良いです。

自身が一番分かっていると思いますが、身体作りは一長一短ではないです。下げるメリット・デメリット、上げるメリット・デメリットをしっかり把握して計画的に行なって下さい。



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トータルボディメイク『e』

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