Kaveh Saremi,Jon Marehbian, Xiaohong Yan, Jean-Philippe Regnaux,  Robert Elashoff, Bernard Bussel, and Bruce H. Dobkin:

Reliability and Validity of Bilateral Thigh and Foot Accelerometry Measures of Walking in Healthy and Hemiparetic Subjects.Neurorehabil Neural Repair2006 Jun;20(2):297-305.

 

【目的】

加速度が時空間的な健常人および歩行困難者における歩行の両側大腿部および足部加速度計測定の信頼性および妥当性を検証すること。加えてフットスイッチシステムとの時空間的パラメータの比較をした。

 

【方法】

対象は1人の健常者(年齢56歳)はビデオによる運動分析であるACSとEMGで研究された。 18〜69歳(平均31±17歳)の健常者12名(男性7名、女性5名)が信頼性試験に参加した。これらのボランティアのうち8人はACSとSASとの同時妥当性試験に参加し、6人の片麻痺患者(男性5人、女性1人)、56歳〜70歳(平均64±6歳)も参加した。

 

加速度計システム:ACSは、胸部(胸骨の上部4cm下)、両大腿前部(膝と上前腸骨棘の中間点)、および両前足部(第4中足骨の頭部の2cm下)。この位置では、加速度計は矢状面内の前後運動に鋭敏であった。加速度は、この配置での大腿部または足部の動く部分の力および速度に関連する。

フットスイッチシステム:SASはフットスイッチの接地データを記録し、踵部、第1および第5の中足骨、両足のつま先に配置された。 SASは、健常者と脳卒中患者において高い試験再試験信頼性を有していた。

 

測定は歩行速度、ケイデンス、ストライド長、単脚および両脚支持・遊脚・立脚時間とした。

 

 

【結果】

健常人では両脚と脳卒中患者では麻痺または非麻痺側すべての脚を比較した時、フットスイッチと加速度の変数間に差はなかった(t検定、P> 0.2)

歩行速度が0.5〜1.8 m / sの加速度計を使用したANOVA(歩行速度、両脚、試行、およびセッション)は、すべての測定値で高い再現性を示した。

 

 

【議論】

ACSは、SASとは異なり足がどのように接地したかわからず、toe-offおよびheal-contactのタイミングを一貫して記録していた。

 

【個人的意見】

歩行における大腿部足部の加速度測定はフットスイッチを必要としないようです。

ただ歩行速度にはある程度信頼できる区間があり、0.4〜1.8m/sに対しては使用できそうです。