Hwang, Young-In ,et al:Effects of the Elastic Walking Band on gait in stroke patients. NeuroRehabilitation.2013 vol. 32, no. 2, pp. 317-322

本研究の目的は、脳卒中片麻痺患者が弾性歩行バンドを利用して歩行パターンが改善するかどうかを検討した。

対象は、脳卒中片麻痺患者15人とした。内訳は男性9人、女性6人であった。

方法は、歩行の空間的および時間的パラメータを分析するGAITRiteシステムを用いて歩行バラメータを測定した。

結果
弾性歩行バンドはケイデンス、両下肢の遊脚・立脚時間に対して効果がなかった。
しかし、弾性歩行バンドは大幅に脳卒中患者の速度を改善した。
さらに、未装用側のステップ長で有意差があり、装用側のステップ長で有意差がなかった。
弾性歩行バンド装用下は裸足と比較し、ストライド長も大幅に増加した。


結論
弾性歩行バンドの装用は、歩行速度、未装用側のステップ長、ストライド長に有意な差があった。
脳卒中片麻痺患者において弾性歩行バンドは軽量かつ安価なため歩行補助具として用いることが期待できる。