開幕してから2週間はキャスト変更は

無いだろうと(勝手に)思っていましたが

開幕後すぐに総入れ替え

 

「ゴースト&レディ」  四季劇場 秋


フロー(フローレンス・ナイチンゲール)    真瀬 はるか
グレイ    金本 泰潤
ジョン・ホール軍医長官    野中 万寿夫
デオン・ド・ボーモン    宮田 愛
アレックス・モートン    寺元 健一郎
エイミー    町島 智子
ウィリアム・ラッセル    長尾 哲平
ボブ    菱山 亮祐

【男性アンサンブル】
飯村 和也
安田 楓汰
澁谷 智也
白石 拓也
計倉 亘
権頭 雄太朗
渡部 斗希也
緑川 諒人
田邊 祐真

【女性アンサンブル】
鳥原 ゆきみ
菩提 行
あべ ゆき
大岡 紋
村田 繭菜
清水 智紗子
松山 育恵
馬場 杏奈
黒柳 安奈

 

 

この先は個人の忘備録となります

作品に思い入れのある方

劇団四季の特定の俳優さんを応援している方は

お読みにならないでください

批判的なコメント、メッセージには返信をいたしません

 

またネタばれされたくない方も

そっと画面を閉じてください

 

藤田和日郎先生原作

黒博物館「ゴースト&レディ」の

ミュージカル化

原作の漫画を読んでいなくても

十分楽しめる作品です

 

当日は偶然にもお友達と同日観劇でした

お友達は先に先週観劇されていたので

先に注意点を教えてもらいましたところ

開演直後に非常に大きな音がするから

心の準備をしておくようにとのこと

 

CATSの靴が落ちてくるレベルの音量ですよと

確かに・・・・

これは聞いておいて良かったです

 

また人魂のような青白い炎が舞台

上手から下手をゆらゆらと飛んでいくのも

とても幻想的でした

 

金本グレイ

とにかく歌も演技もフライングも大変

コミカルさや殺陣のお稽古はさぞかし

大変だったでしょうね

フロー(フローレンスナイチンゲール)に

とりついて行動を見守るうちに

変化していく姿がかわいらしくて

グレイのことを好きになってしまう~

次はハギーで観たい

 

 

真瀬フロー

自分を殺してくれとグレイに頼みに劇場に行った時の絶望と

クリミアの雪の中での絶望

演技が細やかでそれでいて成長していく強さが

素晴らしかった

何度もリプライズされる「走る雲を追いかけて」は

代表的なナンバーとなるでしょう

 

宮田デオン

グレイの因縁の相手ですが

ちょっぴり出番が少ない・・・・

一幕は最後しか出てこないし

2幕のフライングでのグレイとの対決も

舞台の奥の上方で行われるので

遠い・・・

印象に残る歌がないのが残念

 

アンサンブルの中で目をひくのが

ヴィクトリア女王/フローの母の鳥原ゆきみさん

数えきれないほど鳥原ベルを観てきた

私にとってはヴィクトリア女王の

ドレスさばきが久しぶりすぎて泣きそうになった

そう言えば宮田さんもベルやってたなぁ

その他にもアンサンブルでちょくちょく出てくるので

目で追ってしまいます

 

マッシュジョン・ホール軍医長官

悪い奴です

でももっと悪そうな人でもイイかな

お友達は芝さんでもいけるかも?とおっしゃっていましたが

外部ですが川口さんでも観たいなぁ

(出番少ないけど)

ともかく鐘のフロローぽい悪人が似合います

(じゃあ村さんとかもいけるんじゃないか?)

 

この作品ではサムシングフォーという言葉が

2度出てきます

イギリスの伝統的な結婚式の演出で

童謡マザーグースの1節が元になっているとされており

何かひとつ 古いもの

何かひとつ 新しいもの

何かひとつ 借りたもの

何かひとつ 青いもの

 

最初にアレックスがフローに結婚を申しこむ時に用意したもの

 

そして2幕にグレイが用意するもの

原作ではグレイが人気女優シャーロットに用意した

サムシングフォーのことを思いだすと

グレイもフローによって過去を乗り越え

強さを増しているのがうかがえますね!

 

イリュージョンがね

いいアクセントになっています

ボブの死にそうになる時や

兵隊がフローに遺言を残して亡くなる時

 

そして最大のイリュージョン&演出

フローの亡くなる場面は

凄すぎる!!!

 

ラストで上から無数のランタンが

降りてくるのですが

これは2階席から見た方がキレイだそうです

 

これはね

観た方がいいです

 

確かキャッチコピーが

「この愛は 絶望を知らない」

だったと思いますが

 

これはフローだけでなくグレイにも言えることだと

観終わった時に感じました

次は少し先になりますが

楽しみが増えました

 

最後に「走る雲を追いかけて」の短いPVを

載せえておきます