軽い運動で脳神経増加=認知症予防効果も、ラット実験-筑波大

 ストレスを感じない程度の軽い運動を続けると、脳で記憶や学習をつかさどる「海馬」の神経細胞が増えることをラットの実験で確認したと、筑波大の岡本正洋研究員や征矢英昭教授らのグループが25日発表した。アルツハイマー型認知症の予防や、寝たきりの人に運動をした時と同じ刺激を与える薬の開発に応用が期待できるという。研究成果は米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。
 研究グループは、海馬で作られる男性ホルモンの一種「ジヒドロテストステロン」が軽い運動によって多く分泌され、神経細胞の増加を促すことを突き止めた。
 実験の結果、ストレスの少ない運動を続けたラットの海馬は安静時に比べ、神経細胞の数が約1.5倍に増えていた。この結果を人間に当てはめると、1日30分程度の軽いジョギングなどを続けることで効果が得られる可能性があるという。

以上です。自分自身も運動の必要性を感じます。

引用:時事ドットコム(2012/07/25-21:36)