ファスティング2日目…仕事との両立

現在ファスティング最終日に差し掛かろうとしています。思い出したかのように2日目、3日目の出来事を書いていきます。

2日目は仕事に行ってきました。酵素ドリンクは初めは水筒に入れて持っていこうとしましたが、下手したら変な物質(栄養素?)が酵素ドリンクに混ざってしまうのではないか?また、酵素ドリンクが臭すぎて水筒がいかれてしまうのではないか?という懸念もあり、いろ●すの空のペットボトルに炭酸水と一緒に混ぜて持っていくことにしました。

さて、ファスティングによる臨床への影響ですが…

結構良かったです!いい変化が見られたと思います!

具体的には、これまで苦手だった肩甲帯の触診が大分しっくり来ました。肩甲上腕リズムの微妙なズレなど新たな気づきも得られました。
(肩関節挙上の運動開始時に一旦肩甲骨が下制してから固定に入り、90°手前辺りで挙上していく。これってセオリー通りでしょうか?)
また、腹臥位での腰の治療に関しても、微妙な椎体のズレの触知と特にモーションパルペーションが上手くいったと思います。
(胸椎11番に対し、左回旋を伴いながら左側方に変位しているものを対象としました。運動連鎖的な考えで、椎体の右深層の筋を他動で動かすことにて椎体の動向をモニタリングしましたが、結果上手く行きませんでした。直接筋を触知できなかったことが問題でしょうか?)
結果が出ず、悔しい思いをしましたが、この、自信をもって「上手くできなかった」と言い切れることも進歩の1つかと思います。いつもなら上手くいったか上手くいかなかったかすら分からない状態なので。(よく分からなかったから、結局「上手くいかなかったのだろう」と自分の中で決めつけてしまいます…真面目で純情な若手理学療法士は皆そうだと思います。勿論自分も例外ではありません。)

ファスティングにより頭が少しボーっとしてしまい、正直書類業務など雑務に対する効率は落ちてしまいます。また、仕事が終わって残業していると私の場合はふくらはぎに強烈な気だるさを感じました。本当に、2日目のディズニーシーに味わったものと同じレベルです。それほど歩き回ってはいないはずなのに。
なので、少し体力的に不利になる場面は多々あるでしょう。
しかし、その気だるさや頭がボーっとしてしまう現象こそがまさに”無の境地”を作り出してくれるみたいです。
自分の身体に対する注意を解放して、完全に患者さんの身体の状態に没頭できるのです。
私的には、ファスティング中に出勤の日を1日当ててよかったと思います。
(ただこれが2日続けると厳しい。何せ、書類業務がまじで捗らないからです。この日も結局10時くらいまで残業しました…)

家に帰ると箱根に旅行に行っていたパートナーが部屋の掃除をしながら待っていてくれました。

魅力的な(美味しそうな)お土産も沢山ありましたが、お預けですガーン

旅行の思い出話(ガラスの森美術館、彫刻の森美術館、うなぎ、カツ丼、カツ丼・・・)を聞きながら2日目を終えました。1日目よりも早く、楽に感じた2日目でした…