筋紡錘と腱紡錘 | 理学療法学生 吉田裕紀

理学療法学生 吉田裕紀

藤田保健衛生大学で理学療法を専攻する学生です。
学んだことを output する場として活用していきます。

筋紡錘は筋に存在し、腱紡錘は筋腱移行部に存在する受容

器である。


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筋紡錘

筋の長さの変化とその速度の変化に関する情報を受け取る。

感覚受容器は環らせん状神経終末房状神経終末の二種類である。

筋が引き伸ばされると感覚受容器が刺激され、錘外筋繊維をもとの長さに戻そうとする。


環らせん状神経終末

Ⅰa求心性神経の一次終末

感覚情報の経路錘内筋繊維の中央を巻いている

房状神経終末

Ⅱ群求心性神経の二次終末

筋細線維に位置している



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受容器からの情報

↓(脊髄後根)

前角

↓(主動筋のαmotor-neuronを興奮させる,伸張反射)

↓(拮抗筋のαmotor-neuronを抑制・弛緩させる)

筋収縮


腱紡錘

運動時に生じる腱の伸張と身長速度を受け取る。


筋収縮により腱が引き伸ばされる。

膠原繊維に巻きついた神経終末に刺激される。(受容器からの情報)

↓(脊髄後根)

前角

↓(拮抗筋のαmotor-neuronを抑制・弛緩させる)

筋を弛緩させる。


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