感染研によると、夏休みが終わった後は、5-19歳の患者の割合が増加して流行の中心になり、その中でも10代前半の患者割合が最も多かった。
しかし、最近になって10代の割合が低下し、9歳以下が増加。今月1日までの1週間でみると、5-9歳が36・7%を占め、前週まで最も多かった10-14歳と入れ替わった。
感染研感染症情報センターの安井良則(やすい・よしのり)主任研究官は「9歳以下の患者が多くなると、小児科の負担がより増えることになる。負担を増やさないために念のための受診などは控えるべきだが、症状がある場合には早期に受診するべきだ」と話している。