新型インフル低年齢で増加傾向 5から9歳が最多に | +看護・医学書専門店+  ~図解でわかり易い基礎医学から国家試験・解答解説問題集まで完全網羅~
国立感染症研究所が全国の定点医療機関から報告されるインフルエンザ患者の年齢を分析したところ、9歳以下が増加していることが9日分かった。患者の大半は新型とみられる。

 感染研によると、夏休みが終わった後は、5-19歳の患者の割合が増加して流行の中心になり、その中でも10代前半の患者割合が最も多かった。

 しかし、最近になって10代の割合が低下し、9歳以下が増加。今月1日までの1週間でみると、5-9歳が36・7%を占め、前週まで最も多かった10-14歳と入れ替わった。


 感染研感染症情報センターの安井良則(やすい・よしのり)主任研究官は「9歳以下の患者が多くなると、小児科の負担がより増えることになる。負担を増やさないために念のための受診などは控えるべきだが、症状がある場合には早期に受診するべきだ」と話している。