こんにちは、理学療法士・パーソナルトレーナーの大内翔太です。
今回からは足関節に関してアウトプットしていければと考えています。
スポーツシューフィッター としては欠かせない部位になりますね。
さて、最初のお題は足関節の背屈制限です。
背屈とはつま先が上を向く動きになります。
それが硬いと背屈制限となります。
足が硬くて和式便座使えないかたも多いのではないでしょうか?
主に足に体重が乗る動きでは、衝撃吸収(柔軟性)と身体の推進(剛性)という真逆の機能が求められます。
背屈制限があるということは衝撃吸収能力低下ということになります。
では背屈角度はどれほどあればいいのか?
歩行では背屈角度が約10°
走行では背屈角度が約30°
必要であるとされています。
背屈制限を有した状態での動作の繰り返しは、足部やその近くの関節、つまり膝や股関節にも代償的な動きを生み出し、様々な部位の障害へとつながります。
どんな建築物でも土台がしっかりしていないと壊れてしまいますよね?
人間の足部は建築物でいうと土台となる部分です。
それの機能が低下していると他がダメになるイメージはなんとなくでもわかるのかなと思います。
次回以降も少しずつアウトプットしていこうと思います。
やや専門的な話となるので読みにくいかとは思いますが今後ともよろしくお願いします!!